坂の途中に設置されている駅

大海

おおみ
Ōmi
大海駅
大海駅駅舎。2005年8月21日

 

大海駅ホーム
写真1大海駅ホーム。2005年8月21日

築堤上に、対向式ホーム2面2線が設けられている駅で、上下ホームは構内踏切で連絡しています。かつては2面3線でしたが、現在は外側線は留置線となっています。

1969年に改築された駅舎は下りホーム側にあり、横に長い鉄筋鉄骨平屋建てのものです。現在は無人化されており、しっかりした駅事務室の入口には蜘蛛の巣が見られました。ホームおよび駅改札は地面よりやや高いところにあるため、階段を下りて駅前広場へ向かう格好になります。

もと、豊川鉄道と鳳来寺鉄道の接続駅でしたが、現在では単なる中間駅となっています。かつて日本セメントへの専用線が分岐していましたが、現在では貨物扱いはありません。

新城市の最東部に位置しており、新城総合公園の最寄り駅となっています。

停車列車 [2020年7月現在]

普通列車のみが停車します。

乗り場

駅本屋側(北側)から順に1番線、2番線となります。

  • 1.飯田線下り 中部天竜、辰野方面
  • 2.飯田線上り 豊川、豊橋方面

駅名の由来

確認中。

歴史

新城から延長された豊川鉄道が、この大海まで1900年9月に開通し、同鉄道が全線開業しています。1903年3月15日には、「長篠」と改称されています。その後、1923年2月1日に鳳来寺鉄道が長篠-三河川合を一気に開通させました。豊川鉄道と鳳来寺鉄道が国有化された1943年8月1日、駅開業当時の「大海」にその名を戻しています。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1900年(明治33年)9月23日
豊川鉄道・新城-大海間が開業し、大海駅開業。
1903年(明治36年)2月1日
鳳来寺鉄道・長篠-三河川合間が開業し、「長篠」駅開業(駅名は異なりますが豊川鉄道大海駅と同一駅)。
1903年(明治36年)3月15日
豊川鉄道大海駅の名称を「長篠」に変更。
1943年(昭和18年)8月1日
豊川鉄道および鳳来寺鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(鉄道省)飯田線の駅となります。これに合わせて、駅名を「大海」に変更。
1984年(昭和59年)1月15日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
2020年(令和2年)7月5日
令和2年7月豪雨に伴う水害に伴い、長山-駒ケ根間が運休。
2020年(令和2年)7月12日
長山-水窪間が復旧、運転再開。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

新城総合公園【未訪】

駅から北西へ、徒歩20分。コメント準備中。

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