対向式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、有人駅です。木造の駅舎が健在ですが、玄関部分にプレハブの押し出しが増築されているのが特徴です。
駅舎は下りホーム辰野方にあり、上りホームとの間は構内踏切で連絡しています。下りホームには花壇が整備されており、細やかな手入れがなされています。いっぽう、上りホームには小さな待合室と短い屋根があるのみです。なお、上り線から分岐する形で側線が設けられています。
駅は、天竜川にほど近い集落の中央付近に位置しており、駅の前を横切る道路がメインストリートになっています。伊那西高校の最寄り駅であり、高校生の利用が多く見られます。
歴史
伊那電車軌道の手によって、伊那町(現、伊那市)-宮田が開通した際に設置された駅です。一般駅として開業し、国鉄時代を経て民営化後も貨物営業を行っていましたが、現在では貨物営業は行われていないようです(正式に廃止されているか否かは未確認)。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1913年(大正2年)12月27日
- 開業。
- 2013年(平成25年)4月1日
- 無人化[1]。
- 2020年(令和2年)2月22日
- 新待合室供用開始[2]。