民家がごちゃごちゃと集まっているところに設けられている駅です。片面ホームの中ほどに待合室がありますが、駅名のシルされた看板などは外にはなく、アプローチがわかりにくい駅です。
駅を出るとすぐ、大きい農家の蔵が正面にあります。私が降りたとき、駅回りの空き地には、ススキが西日を浴びてキラキラ光っていました。
平行する国道153号線の交通量はかなり多いのですが、国道はホームと線路を挟んで反対側にあるうえ、ホームを出てから国道へ抜けるには、集落の中の狭い道を通る必要があるため、いささか不便です。国道沿いには、ロードサイド型のショップが数多く建ち並んでいます。
この一帯は市田柿の産地で、市田あたりまで農家の軒先に干し柿が下がっているのをよく目かけます。
市田を参照のこと。
伊那電気鉄道開通の際に設置されました。
特になし。
2009年10月2日