鈴鹿川沿いの、工場や住宅などがまばらに見えるところに設けられている、対向式ホーム2面2線から成る駅です。ホームこそ長いものの、下りホーム亀山方に貨物用車掌車転用待合室が置かれているのみの無人駅です。
出口は南側(下りホーム側)にあるほか、北側へ出ることも一応できます。上りホームからは、構内踏切で南側に出られます。駅前にはロータリーが整備されており、歩道にもきれいなブロックが敷き詰められて歩きやすくなっています。
駅近くには工場があるものの、駅前には営業しているのかどうか定かでない商店があるのみで、北側は一面の水田となっており、JR東海エリアの関西本線各駅の中では、長島と並んで寂しい駅に属します。駅の東側で鈴鹿川に橋が架かっており、ここから鈴鹿の市街地へ向かうことができますが(河曲の集落も橋を渡った先です)、近鉄鈴鹿線や伊勢鉄道に比べてアクセス性はお話になりません。かつて“鈴鹿”の駅名を冠していたとはとうてい思えない駅です。
確認中。
前身は、1928年7月1日に設置された木田信号場です。1949年3月1日に停車場に昇格した際に「鈴鹿」と称しました。その後、伊勢線開通時に鈴鹿駅が設置される(1973年9月1日開業)ことを受けて、1973年7月10日に現在の「河曲」に改称しています。当初から旅客のみの営業でした。
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(駅周辺には郵便局なし)
2006年1月24日
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