鉄筋コンクリート2階建てから成る、立派な駅舎を備えた駅です。紀勢本線と名松線の分岐駅ですが、名松線の存在感は小さく、中間駅のように思えたのは私だけでしょうか。
JR東海の路線は3面4線となっており、各ホームは跨線橋で連絡しています。駅本屋正面を含む2面3線が紀勢本線、1面2線が名松線となっています。
紀勢本線ホームには、特急「南紀」や快速「みえ」が発着しますが、普通列車の本数と利用客数にかぎりがあるため、近鉄のホームに比べると寂しさは否めません。表玄関側の駅本屋をJR東海が管理しているにもかかわらず、改札を入った乗客がそのまま近鉄の乗り場へ直行する光景がよく見られるのは、単純に大阪方面への直通列車があるだけの理由ではなさそうです。
いっぽうの名松線は、列車の全体本数が少ないこともあって、列車到着時および発車間際をのぞけば閑散としています。優等列車が皆無で、最長でも2両しかないのですが、紀勢本線の列車も停まれるだけの長いホームが用意されています。
近鉄山田線は、跨線橋をわたって北側にあり、跨線橋を通った北側の地平には、独自の北口出口もあります。しかし、JR東海との中間改札はなく、JR東海と近鉄のいずれの切符を持っていても、通路を自由に通って両方の改札口へ出ることができます。
停車列車 [2011年1月現在]
確認中。
乗り場
JR駅本屋側から順に、1番線、2番線…となります。なお、近鉄は6~8番線です。
- 1~3.紀勢本線上り 津、亀山方面
- 4.紀勢本線下り 多気、新宮方面
- 5.名松線下り 家城、新宮方面
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1893年12月31日】 参宮鉄道によって津-相可(現、多気)-宮川間が開通した際、松阪駅開業。
- 【1907年10月1日】 参宮鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)の駅となります。
- 【1929年8月25日】 松阪-権現前間が開通、参宮線と名松線の分岐駅となります(当時は、亀山-鳥羽間が参宮線でした)。
- 【1984年1月31日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。