熊野川左岸に形成された集落で、現在では紀州製紙の企業城下町となっている鵜殿地区の中心部に設けられている駅です。国道からもよく見える位置に立地しています。
基本的には島式ホーム1面2線から成り、構内踏切で駅本屋と連絡していますが、多数の側線を備えており、構内は非常に広くなっています。これは、駅南側にある紀州製紙工場への引き込み線が通じているためで、同工場から搬出される貨物列車が運転されています。
駅舎は木造平屋建で、基本的には紀伊井田などと同様のシンプルな切妻タイプですが、事務室部分が拡張されているのが特徴です。旅客が利用する部分はほかの無人駅と同様、窓口がすべて閉ざされていますが、事務室部分は現在も係員の詰所などとして利用されています。
紀勢本線のうちJR東海が管理する駅では、この鵜殿が最南端になります。
停車列車 [2011年10月現在]
普通列車のみが停車します。
乗り場
ホームには番線表示はありませんが、駅備え付け時刻表の記載によります。駅本屋側(東側)から順に、1番線、2番線となります。
- 1.紀勢本線下り 新宮方面
- 2.紀勢本線上り 多気、亀山方面
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1940年8月8日】 国有鉄道(鉄道省)によって紀勢西線の新宮-紀伊木本間が開通、神志山駅開業。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海およびJR貨物の駅となります。
- 【2011年9月3日】 台風12号による水害のため、熊野市-新宮間が運休(9月7日より代行バス運転)。
- 【2011年10月11日】 熊野市-新宮間が復旧、営業再開。
周辺の見どころ
確認中。