西富士宮と身延の間では最も規模の大きい駅で、新しい鉄筋の大きな駅舎を備えていますが、現在は無人化されており、キヨスクも廃業しています。もともと無機質で大柄な建物だっただけに、ガランとした寂しい雰囲気が漂います。特急「ふじかわ」が停車します。
島式ホーム1面2線から成り、富士方にある構内踏切で駅本屋と連絡しています。ホームには屋根が設けられていますが、ホーム上には待合室はありません。また、ホームを取り巻くように留置線が走っているほか、かつての貨物ホームが残っています。
駅前は町の中心地らしく大きめの広場となっており、平行道路より少し高いところにあります。駅前には飲食店や商店などが数戸並ぶほか、民家もまとまっておりスーパーもありますが、特に中心街というものが形成されてはいません。合併前の旧南部町の玄関駅ですが、鉄道の駅もあまり存在感があるわけではなさそうです。
停車列車 [2011年6月現在]
確認中。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
十島から1918年10月に延長開業した際に設けられ、1919年4月8日に甲斐大島へ延伸するまでは終着駅でした。当時は「内船南部」と称しましたが、国鉄が富士身延鉄道を借り入れた1938年10月1日に、現在の「内船」に改称しています。貨物営業は1981年8月末かぎりで廃止されました。
- 【1918年10月8日】 開業。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
- 【2011年9月22日】 台風15号による水害に伴い、身延線・西富士宮-甲府間が運休。
- 【2011年11月14日】 西富士宮-内船間が運転再開。内船-身延間でバス代行運転。
周辺の見どころ
なんぶの湯
駅から南へ、徒歩4分。1999年にオープンした南部町営の天然温泉で、大浴場や露天風呂などがあります。駅に近いので、列車の待ち時間などの合間に気楽に入れます。入湯料300円、月休。