内船

うつぶな
Utsubuna

身延線は、2011年9月22日に発生した台風15号による災害のため、内船-身延間で運休となっています。(2012年1月22日現在)

内船駅
▲内船駅駅舎《2005年9月4日撮影》
内船駅駅舎内部
【写真1】内船駅駅舎内部。駅舎内部は無人化に伴い窓口は閉鎖され、かつて営業していたキヨスクも廃業しています。《2005年9月4日撮影》

西富士宮と身延の間では最も規模の大きい駅で、新しい鉄筋の大きな駅舎を備えていますが、現在は無人化されており、キヨスクも廃業しています。もともと無機質で大柄な建物だっただけに、ガランとした寂しい雰囲気が漂います。特急「ふじかわ」が停車します。

内船駅ホーム
【写真2】内船駅ホーム。島式ホームはゆったりした幅広のもので、側線も多く残っています。《2005年9月4日撮影》

島式ホーム1面2線から成り、富士方にある構内踏切で駅本屋と連絡しています。ホームには屋根が設けられていますが、ホーム上には待合室はありません。また、ホームを取り巻くように留置線が走っているほか、かつての貨物ホームが残っています。

駅前は町の中心地らしく大きめの広場となっており、平行道路より少し高いところにあります。駅前には飲食店や商店などが数戸並ぶほか、民家もまとまっておりスーパーもありますが、特に中心街というものが形成されてはいません。合併前の旧南部町の玄関駅ですが、鉄道の駅もあまり存在感があるわけではなさそうです。

停車列車 [2011年6月現在]

確認中。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

十島から1918年10月に延長開業した際に設けられ、1919年4月8日に甲斐大島へ延伸するまでは終着駅でした。当時は「内船南部」と称しましたが、国鉄が富士身延鉄道を借り入れた1938年10月1日に、現在の「内船」に改称しています。貨物営業は1981年8月末かぎりで廃止されました。

周辺の見どころ

なんぶの湯

駅から南へ、徒歩4分。1999年にオープンした南部町営の天然温泉で、大浴場や露天風呂などがあります。駅に近いので、列車の待ち時間などの合間に気楽に入れます。入湯料300円、月休。

【身延線】 富士柚木竪堀入山瀬富士根源道寺富士宮西富士宮沼久保芝川稲子十島井出寄畑内船甲斐大島身延塩之沢波高島下部温泉甲斐常葉市ノ瀬久那土甲斐岩間落居鰍沢口市川大門市川本町芦川甲斐上野東花輪小井川常永国母甲斐住吉南甲府善光寺金手甲府

2006年1月14日

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