西一宮

名鉄一宮を出て、JRと離れて高架線を進むと、ほどなく西一宮になります。この間わずか約600mです。このため、名古屋や岐阜へ向かう人の多くは名鉄一宮まで直接出てしまい、ここ西一宮の利用者数は尾西線でも最少の部類に入ります。2000年代後半に行われた小駅廃止を免れたのは、市街地にある駅が廃止対象から除かれていたためで、今後特に利用者の増加が望めそうなロケーションでもありません。

高架上に片面ホーム、玉ノ井方にのみホーム上屋が設けられています。駅集中管理システムによって遠隔管理される無人駅で、改札は高架脇の地平にあります。利用者がごく限られているせいか通路も狭くなっています。

駅の周辺には住宅や商店、工場などがびっしり並んでいます。駅の閑散ぶりのみが、むしろ異様な雰囲気ではあります。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

• 【1914年8月4日】　尾西鉄道により、新一宮（現、名鉄一宮）－木曽川橋（現在は廃止）が開通した際に、西一宮駅開業。
• 【1925年8月1日】　尾西鉄道が（旧）名古屋鉄道に譲渡され、（旧）名古屋鉄道の駅となります。
• 【1930年9月10日】　（旧）名古屋鉄道が名岐鉄道と改称、同鉄道の駅となります。
• 【1935年8月1日】　名岐鉄道が愛知電気鉄道と合併、（新）名古屋鉄道の駅となります。
• 【1995年7月29日】　高架化。

周辺の見どころ

特になし。