1955年まで単独町制を敷いていた旧奥町の中心駅で、尾西線の一宮以北における拠点だった駅です。もっとも現在では棒線化された無人駅であり、かつてのポジションをうかがうことはできません。
片面ホームと無人駅仕様の駅舎から成る地平駅で、駅集中管理システムにより遠隔管理されています(管理駅は名鉄一宮)。ホームは比較的ゆったりしていますが、一宮以北では列車交換可能な駅が皆無で列車の増発が物理的に不可能ですが、万一その必要が生じた場合は、この奥町にて列車交換設備を復活させることになるのでしょう。
駅の脇には、かつて留置線があったと思われるスペースを活用した駐車場と駐輪場があり、駅へのアクセスを容易にしています。県立木曽川高校の最寄り駅ということもあって乗降客はかなり多く、名鉄一宮以北では最大です。
ここまで西側にずっと寄り添ってきた道路は、この奥町で分かれ、尾西線は北へと向きを変えます。
確認中。
確認中。
2010年3月26日