知多新線の起点である富貴駅は知多半島の東側、衣浦湾に面した地区にありますが、ここを出ると知多新線は進路をほぼ真西に変えて丘陵を横切り、伊勢湾側に出ます。ここで最初に設けられている駅が、上野間駅です。
高架上に相対式ホーム2面2線が設けられています。ホームは鉄骨の上にサイドボードがわたされたのみの簡素なものですが、駅が高い位置にあることもあって、ホームからは伊勢湾を望むことができます。
ホームは3階、改札口は2階に位置しています。無人駅で、かつては駅窓口が設けられていたようですが、現在では完全に塗り込められています。自動改札機の前にぬっとそびえるコンクリートの柱がいささか威圧的な雰囲気を醸し出しています。
駅前には大きなロータリーが整備されていますが、駅前広場の規模に見合うだけの乗降客があるわけではないようです。駅は海水浴場とは少し離れていますが、駅の北西側に住宅が広がっているため、寂しいロケーションという印象はありません。それでも駅の利用者は少ないようで、駅前には商店などは見られず、ここだけが周囲から寂しくぽつんと浮いているように見えました。
停車列車 [2011年12月現在]
すべての列車が停車します。
乗り場
西側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.知多新線上り 富貴方面
- 2.知多新線下り 内海方面
駅名の由来
確認中。
歴史
知多新線で最初に開業した駅です。
- 【1974年6月30日】 知多新線・富貴-上野間間が開業、暫定終着駅として上野間駅開業。
- 【1975年7月6日】 上野間-知多奥田間が開業、中間駅となります。
周辺の見どころ
確認中。