海水浴場や民宿が多い野間地区へのアクセス拠点として設置された駅です。上野間や知多奥田と同様の高架駅ですが、駅前には巨大な駐車場が整備され、地平へ通じる階段が立派ということもあって、よりスケールが大きく見えます。開業当初は終着駅だったことを知って眺めれば、なおのことでしょう。もっとも、駅の周辺にはあちこちに塗装の剥落した看板が転がり、またかつてビニールカバーなどが結ばれていたであろう鉄の棒が裸になってさびておりというありさまなので、わびしさをいちばん強く感じる駅になっているのが実情です。
相対式ホーム2面2線から成る高架駅で、ホームが3階、改札口が2階に相当します。当然のように無人駅となっており、その荒れ方からみると、開業当初から無人のままだったものと思われます。
駅を出るとすぐに大駐車場が広がっており、地方の新幹線駅のような印象さえ受けますが、駅の周りには何もないといってよい状態で、駐車場の舗装も荒れています。海水浴客を意識したと思われる、旅館名の書かれた看板もあちこちがはげており、壁には落書きも目立ちます。正直なところ、あまり長居したい空間ではありません。
野間海水浴場へは、南西へ1.2kmほどのところにあります。道路が整備された現在では、この距離を歩いて移動する観光客がいるとも思えませんが、建設当時はこの立地が不自然ではなかったのでしょうか。
なお、野間と内海の間に、かつて建設されたものの開業しなかった幻の駅「小野浦」があり、そのホームは現在も確認することができます。
停車列車 [2011年12月現在]
すべての列車が停車します。
乗り場
東側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.知多新線 内海方面
- 2.知多新線 富貴方面
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1976年4月4日】 知多新線・知多奥田-野間間が開業、暫定終着駅として野間駅開業。
- 【1980年6月5日】 野間-内海間が開業、中間駅となります。
周辺の見どころ
確認中。