三河鳥羽以東の区間は、駅集中管理システムが導入されておらず、また終着駅にあたる蒲郡を除く各駅は無人になっています。このため、駅ホームとそれ以外は緩やかな柵で覆われているのみといった駅もあり、それぞれの駅の特徴もよく残っています。
三河鳥羽は、相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅です。2つのホームは完全に独立しており、相互の行き来はできません。蒲郡方面乗り場に近い部分が広場のようにがらんと空いているため、かつてはここに駅舎があったと思われますが、今では駅名を示す看板が立ち、トイレと観光用看板が立っているのみです。
それでも、駅の周辺にはそれなりに民家が多く並んではいますが、駅の状態をみると、そう利用者が多いとも思えませんでした。
乗り場
番線表示は確認できませんでした。
- (南側)蒲郡線上り 吉良吉田方面
- (北側)蒲郡線下り 西尾、蒲郡方面
駅名の由来
海岸近くにあることから、「泊」が転じたものと推測されます。なお、現在では港湾機能は西幡豆港や吉田港に集約されています。
歴史
三河鉄道が最初に開業した際に設けられた駅です。
- 【1929年8月11日】 三河鉄道によって三河吉田(現、吉良吉田)-三河鳥羽間が開業し、三河鳥羽駅開業。
- 【1936年7月24日】 三河鳥羽-三河鹿島間が開業、中間駅となります。
周辺の見どころ
吉良温泉【未訪】
確認中。[Google Map] [Mapion]