明智を出ると、名鉄広見線は農村地帯を東へほぼ直線に進み、東海環状道をアンダークロスしたところで、顔戸駅に到着します。これで「ごうど」と読みますが、なかなかの難読駅ではあります。
片面ホームに待合室があるのみの無人駅です。出入口は御嵩方にあるスロープですが、このほか、ホーム中ほどから北側へ出ることもできます。柵の切れ方から察するに、当初は非公式に人が行き来していたのち、いつしか通路になってしまったというところでしょう。
駅の周辺には水田が広がっており、静かな一帯です。ここに駅があえて設けられた理由については、よくわかりません。駅のホームを挟んで反対側には、在原行平の墓所と伝えられる小さな森があります。
確認中。
確認中。
2010年3月23日