名鉄広見線は、盆地となっている可児市の北側をまわりこむように進み、木曽川にほど近いところを東西に向くようになると、日本ライン今渡駅に到着します。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、上下両ホームのそれぞれ新可児方に、カマボコ型の屋根をした駅舎が設けられています。両ホームは独立しており、改札内を行き来することはできません。上りホームにのみ待合室が設けられているのは、犬山方面への利用が多いことを示しているのでしょう。
駅集中管理システムの導入により、無人化されています。
以前は小ぶりながら2階建ての駅ビルがあり、ここに名鉄のショッピングセンター「名鉄パレ」が入っていましたが、忠節(現在は駅自体廃止)や新那加と同様に、閉店とともに駅ビルも姿を消し、広い空き地と化しています。
駅名から推測されるとおり、かつては日本ライン下り美濃加茂乗船場の最寄りである観光拠点という位置づけでしたが、現在では観光客の利用が多いようには見えません。駅の近くにはロードサイド型の商業施設が立地しているほか、比較的新しい住宅が多く見られます。
ミュースカイ以下、全列車が停車します。
北側から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
(旧)名古屋鉄道今渡線が開通した際に設置された駅です。
駅から北東へ、徒歩20分。名鉄に関する各種の資料を展示しており、平日のみながら外部にも公開しています。土日祝休、要事前予約。
【WebSite】http://www.meitetsu.co.jp/shiryokan/
2010年3月22日