東のターミナルは他社駅に間借り

豊橋

とよはし
Toyohashi
名鉄豊橋駅
▲名鉄豊橋駅《2008年8月23日撮影》
名鉄豊橋駅きっぷ売り場
【写真1】名鉄豊橋駅きっぷ売り場。《2011年8月17日撮影》

名鉄名古屋本線の起点にして、豊橋側のターミナル駅です。

ターミナル駅とはいっても、名鉄のホームは1面1線のみで、ほぼ同じ位置にある2面2線あるJR飯田線に比べても小さな設備に留まっています。このように名鉄が小さな設備に甘んじているのは、豊橋から平井信号場までの区間がJRとの共用区間で、豊橋駅でもかつてと同等程度以上のスペースを確保できないことが大きいのでしょう。

中間改札なども設けられておらず、名鉄の乗車券を持っている下車客は、そのままJRの改札口を通って外に出ることになります。ホームの付け根部分には精算窓口があり、ここでJRとの乗り継ぎ精算が可能です。なお、豊橋駅から特急指定席に乗車する場合などは、改札外にある名鉄の窓口を利用することになります。

豊橋駅が橋上化される以前は、この名鉄線の突き当たりがすぐに改札口だったため、改札を入ると階段の昇降なしにそのまま電車に乗り込めるという“一等地”でした。しかし橋上駅舎化に伴い、改札を入ってからのアクセス性はJR東海道本線のほうがよくなり、目立たない位置に押し込まれた観は否めません。いっぽう、橋上化される際に名鉄線の線路は南側に移動し、ホーム幅が広めに取られましたが、これは立地条件悪化への代替措置でしょうか。

この先、名鉄はJR飯田線と平井信号場までの3.8kmの共用区間を走ります。ここには船町、下地という飯田線の駅がありますが、名鉄にとってはここは駅ではないため、全列車が通過します。また、共用部分ゆえに列車の増発が難しく、このため次の伊奈までの区間では普通列車が運転されず、急行以上のみの運転となっています。

停車列車 [2011年8月現在]

始発駅なので当然ですが、全列車が停車します。

乗り場

1面1線ですが、JRと連番の番線表示があります。

駅名の由来

JR東海-東海道本線を参照のこと

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

JR東海-東海道本線を参照のこと

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《乗り換え》JR東海-東海道本線豊橋鉄道-渥美線:新豊橋

2010年3月14日、写真を追加の上加筆修正
2011年11月1日、写真を追加の上加筆修正

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