片面ホームと、駅集中管理システム導入にあわせて設置された規格型駅舎から成る無人駅です(管理駅は東岡崎)。基本的に、普通列車のみが停車します。
あまり太くないホームの中ほどに屋根が設けられていますが、これは駅舎がなかった時代に主に使われていたものでしょう。
駅の周辺には畑と住宅が混在しており、片面ホームの向かい側には小さな畑が見られます。商店街などは特に形成されていません。駅周辺の集落を取り囲むように大規模な農地が広がっています。駅のすぐ南側を東海道新幹線の高架が通っており、新幹線の新駅設置候補地にあげられたこともあったといいます。
かつては、この碧海古井に続いて、碧海堀内、碧海桜井と、西尾線の前身である碧海電気鉄道の社名を残した駅が3つ続いていました。このうち碧海堀内と碧海桜井は、いずれも2008年6月29日にそれぞれ「堀内公園」「桜井」と改称しましたが、この碧海古井だけにはなぜか「碧海」が残されました。
停車列車 [2010年3月現在]
普通列車のみが停車します。
駅名の由来
「碧海」はこの駅を開業させた碧海電気鉄道の社名を採ったもので、名古屋鉄道に合併して60年以上を経た現在もこの名称を冠した駅が、かつては碧海古井、碧海堀内、碧海桜井と3つ続いていました。「古井」の地名については確認中。
歴史
碧海電気鉄道が今村(現、新安城)-米津を開通させた際に設置された駅です。
- 【1926年7月1日】 碧海電気鉄道によって今村(現、新安城)-米津が開通した際に「碧海古井」駅として開業。
- 【1944年ごろ】 営業休止。
- 【1952年10月1日】 名古屋鉄道によって営業再開。
周辺の見どころ
確認中。