あおなみ線の列車は、野跡を出ると南へ、すでに人家などまったくなくなり倉庫や船が居並ぶ臨海地帯を進みます。左へ緩やかなカーブを描くと、終着駅の金城ふ頭となります。
島式ホーム1面2線の高架駅で、コンコースはホーム直下にあるため、終着駅らしい雰囲気は特にありません。ホームは3階、コンコースは2階に位置しています。他の駅では腰高のホームゲートがあるのみですが、この金城ふ頭は風が強いのか、ホーム全体を覆うようにホームドアが整備されています。水平方向に浪模様をつけた屋根が特徴的です。
名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)の最寄り駅であり、イベント開催時には多数の利用客があるようですが、私が下車したときには人の影はごくまばらで、平行する道路の通行量もわずかなものでした。