狐ヶ崎駅
▲狐ヶ崎駅駅舎《2007年1月4日撮影》

狐ヶ崎駅ホーム

【写真1】狐ヶ崎駅ホーム。右に見えるのはJR東海道本線です。《2007年1月4日撮影》

狐ヶ崎駅は、島式ホーム1面2線から成る駅です。静岡清水線の中では珍しい橋上駅舎を持ち、ホームの新静岡方から改札へ進む形になります。

橋上駅舎ではありますが、出口は駅の南側にのみ設けられており、北側に出るには駅の西側にまわる必要があります。駅前には年季の入った個人商店が並んでいます。

かつては静岡鉄道が経営する遊園地「狐ヶ崎遊園地」が駅近くにありました。この遊園地は戦後も「狐ヶ崎ヤングランド」と名を変えて長いこと営業しましたが、1993年に閉園となっています。

 

駅名の由来

「狐ヶ崎」は、鎌倉幕府の御家人であった梶原景時が三男景茂が討ち取られた名刀の名です(国宝、現在は山口県岩国市にて保存)。この地を指す地名にはなっていないようで、遊園地の園名に採用されたものが駅名になったものと推測されます。

歴史

駅の開業当時は「上原」と称しましたが、先述の狐ヶ崎遊園地開園により1926年ごろに「遊園前」と改称しました。1944年ごろに戦時改称で「狐ヶ崎」と改称、1968年6月には遊園地の改称にあわせて「狐ヶ崎ヤングランド前」という駅名になっています。その後、再び現在の「狐ヶ崎」に戻されています(1987年4月から1990年ごろの間か。確認中)。

周辺の見どころ

特になし。

その他

2007年1月27日

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