【写真1】新清水駅改札。《2007年1月4日撮影》
3面2線の頭端式ホームを備えた、静岡清水線の終着駅です。ホームの終端部分にメイン改札があり、正面は鉄筋2階建ての立派な駅舎を備え、国道149号線に面しています。旧清水市の中心街に位置しています。
なお、これとは別に、南側ホームの端にも改札が設けられており、このため中側および北側ホームの新静岡方に構内踏切があります。
JR清水駅とは700mほど離れています。
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
清水地区を走る軌道線の駅として開業し、のちに静岡方面の路線がこれに接続しました。かつては旧清水市内各方面への分岐拠点になった時期もありましたが、清水市内線の廃止に伴い、現在では単一線のターミナルとなっています。
- 【1908年5月18日】 静岡鉄道によって辻村-清水町(後の波止場、現在は廃止)が開通した際に、「辻村駅」として開業。
- 【1908年7月28日】 静岡鉄道が大日本軌道と合併、大日本軌道静岡支社の駅となります。
- 【1908年12月9日】 大日本軌道静岡支社によって鷹匠町(現、新静岡)-辻村が開業。この日をもって、現在の静岡清水線新清水駅の開業日とします。
- 【1913年ごろ】 駅名を「江尻新道」と改称。
- 【1914年度】 江尻新道-波止場が廃止。
- 【1919年5月1日】 大日本軌道静岡支社の事業が駿遠電気に譲渡され、駿遠電気の駅となります。
- 【1923年2月28日】 駿遠電気が静岡電気鉄道と改称、同社の駅となります。
- 【1928年12月24日】 港橋(現在は廃止)-江尻新道が開業。
- 【1929年7月24日】 江尻新道-横砂が開業。
- 【1930年ごろ?】 駅名を「清水相生町」と改称。
- 【1943年5月15日】 静岡電気鉄道が静岡鉄道と改称、同社の駅となります。
- 【1954年10月1日】 駅名を「新清水」と改称。
- 【1975年3月21日】 この日かぎりで清水市内線全線(港橋-新清水-横砂)が廃止。
周辺の見どころ
特になし。