2007年1月の雑記帳


前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

1月31日(水)
記述の方向

 昨日の本欄で書いたとおり、「駅の写真館」には未乗降駅も含めて各駅の情報を盛り込んでいき、ゆくゆくは日本の駅全体のデータベースといえるものにしていきたいと検討中です。そうなると、いったん記録すれば更新が不要なデータ(開業年月日など)、更新頻度がごく小さいデータ(会社名、自治体名など)はよいとして、それなりに更新が必要となるデータをどう取り扱っていくかが気にかかるところです。これまでは見聞録、備忘録としての側面が強く、したがって直接目で見、耳で聞き、肌で触ったものを綴っているところが多いのですが、これらと客観的なデータをどのように切り分けていくか。

 レイアウトのみならず、今後は各駅の記述方法についても、模索状態が続くため、テキストが安定しない可能性もあります。場合によっては総書き換えに近くなるかも。

1月30日(火)
未乗降駅の情報

 リストのレイアウトを変更するとともに、未乗降駅についても何らかの情報を出せないかと検討しています。現在のところは私が乗降した駅に関する情報のみを公開しており、これは見聞録および備忘録という目的が主となっているためですが、開業日や駅名の由来など、必ずしも乗降と直接関係のない情報についても、有用なものが少なくないと考えたしだいです。

 実際には、乗降済みの駅でさえまだ何も出していないものが数多いため、手を付けるにはかなり先の話になりそうではありますが、再設計の際にいろいろ考えを出しているところです。

1月29日(月)
さらに整理

 昨日に引き続いての整理として、駅名および前後駅のセンタリングを取りやめ、左側に揃えました。センタリングをするとその部分単独では見やすいものの、視線の流れを考慮すると中見出しなどとあわせたほうがよいと判断したためです。駅名の読みがなおよびローマ字は暫定的に右寄せとしましたが、ここは流動的です。さらに、前後の実駅名について、上下2つに配していたものを、上部のみとしました。ナビゲーションのパターンをいくつかシミュレーションしてみた結果ですが、以前よりも閲覧しにくくなったといった場合は、ご連絡いただければ幸いです。

 また、各会社等ごとの駅名リストの中で「必見駅」および「注目駅」という項目を新設しました。あくまでも私が乗降したときの印象がベースであり、興味関心は人によってさまざまではありますが、駅をまわってみたいという方の参考になれば幸いです。

1月28日(日)
リストの整理

 引き続き「駅の写真館」リストページのリニューアルにかかるとともに、各ページのレイアウトも微修正しています。

 まず、トピックパス(パンくずリスト)を、従来は駅名の下とページ下部の2個所に入れていましたが、これはサイト構成を示すものであって駅の説明になっているものではないこと、2つもいらないことの2点から、最上部に配置しました。また、従来は前後の掲載ページを入れていましたが、これを前後の実駅名に変更しました。

 リストページでは、従来は「地域→会社等→路線→個別駅」としていましたが、会社等と路線のページを統合することにしました。これは、ページ構成を簡素化してナビゲーションを明快化するとともにクリック回数を減らすという目的によるものです。路線が多い会社の場合はページが多少大きくなりますが、実際にテストしたところではダイヤルアップ環境でも閲覧可能な程度のものと判断できたため、統合に踏み切りました。

 当面は、東海地方の各駅およびリストページについて修正を加えていきます。これ以外の地域については、タイミングを見ながら更新していく予定です。

1月26日(金)
地下鉄新線の名称は「副都心線」

 東京メトロの公式リリースによると、13号線の路線名称は「副都心線」だそうで。渋谷と池袋の間、山手線の東側(内側)を平行して走る路線で、ネーミングに苦労したことがうかがえますが、“副都心”というイメージとは少しズレるような気がします。

 なるほど、東京の三大副都心といえば、渋谷、新宿、池袋であり、この3エリアをすべて通っている、とはいえましょう。しかし、特に新宿の場合、副都心といえば東京都庁を中心とした西口地域を指すのが一般的であって、東口を副都心と呼ぶことはまずありません。13号線が通る新宿三丁目といえば、伊勢丹などが並ぶ、新宿でも比較的古くからの商業地域で、むしろかつての山の手というべき地域でしょう。

 東京以外の人には通りがいいのかもしれませんが、新宿という地域にそれなりになじみがあるせいか、どうにも違和感が拭えません。どのように決定したものかは知りませんが。

1月25日(木)
模様替え進行中

 「駅の写真館」各ページの改修をはじめました。リストページ以外ではリンクのアンダーラインをすべて表示するように変更しています。

 ローマ字表記については、ひらがなの隣に並べて書くことにしました。基本的には「鉄道掲示規程」に準じ、長音については外務省ヘボン式に従うものとし、ここに記されていないものについては適宜判断します。判断が難しいポイントはいくつかありまして、(1)接頭辞(「武蔵小杉」の「武蔵」など)および接尾辞(「鈴蘭台西口」の「西口」など)を分けるか否か、(2)「ん」の直後に母音がくる場合に分けるか否か、などがあります。当面はいずれも分けずに表示しますが、今後はまた表記方法を変えるかもしれません。

1月23日(火)
模様替え計画開始

 「駅の写真館」のレイアウトを少し変えてみようかと検討しております。手始めに、「駅の写真館」のトップページを、少し渋めのレイアウトにしてみました。また、現在の更新が事実上「駅の写真館」と雑記帳のみになっている現状から、この「駅の写真館」のトップページをブックマーク登録する方の便宜も考慮して、こちらにも更新履歴を付けることといたしました。また、今後更新するページについては、駅名のローマ字表記を付し、将来的にはローマ字検索でもヒットするようにしたいと考えています。もっとも、駅名表記を適切にローマ字で表現するのはなかなか難しいのではありますが。

 コンテンツの質はともかくとして量はかなりあるサイトですので、アクセシビリティの確保は非常に重要。迷子になることなく、適切なナビゲーションを心がけてまいります。

1月17日(水)
久留里線更新開始

 木更津、袖ヶ浦、君津の3市のみを走る、基本的に平坦なところのみを走るとはいえ、のんびりした雰囲気を感じられる小旅行向けの久留里線。そんな久留里線各駅のうち、木更津市郊外の3駅を先にアップロードしました。このあたりは人口密度の割に駅の設備が貧弱なところなので、地元の方には失礼かもしれませんが、これといっておもしろいものではありません。むしろ、馬来田や小櫃といった、いかにもいわくありげな駅名が多いあたりのほうが見どころがあります。まだ写真の整理が進行中なので、ちまちま進めていきますが。

1月16日(火)
久留里線

 先週末の日曜日、久留里線の沿線をまわってきました。終点の上総亀山駅近くに亀山ダムがある程度で目立った観光地のない地味な路線ですが、思いのほか鉄道ファンが多く乗り込んでおり、列車行き違いのために停車した久留里駅などではカメラを手にホームが賑わうという状態。全線非電化ながら現在でもワンマン運転が行われておらず、またタブレット交換が残っているという、いささか時代離れしているのは、労働組合が強い土地柄ということもあるのでしょうか。

 それはさておき、首都圏で水害発生時に真っ先にとまるのがこの久留里線なのですが、そうなる理由はよくわかりませんでした。川に沿っていること、低地を走る区間が長いことも関係有りそうですが、それ以上に土質の問題もありそうです。

 まだ写真の整理に手をつけたばかりですが(RAWデータをWebにアップできるようにするのに1つあたり7~8分程度はかかります)、久留里線の駅についても、近日中に「駅の写真館」へ追加していきたいと思います。

1月10日(水)
原因不明…

 昨日本欄で書きました「Internet Explorer7で閲覧すると表示が乱れる」という件ですが、会社で使っているPCにIE7を入れてこのサイトを見たところ、特に大きな問題は見あたりませんでした。そこそこカスタマイズしていたIE6のあとにIE7を入れているので、クリーンな状態のIE7とは少しく様子が異なるかもしれません。いずれにせよ原因不明なので、抜本的な対応にはもうしばらく時間がかかりそうです。

 自宅のPCにVirtual PCをインストールし、ここでIE7を起動させるという手も考えたのですが、IE7のインストール自体にかなりの時間と負荷がかかるため、あまり現実的ではなさそうです。かといって、閲覧確認用としてはIE6のほうが(少なくとも現時点では)上でしょうから、これを消すわけにもいきません。これだけのために新しいライセンスを取得するのもまたバカバカしい話ですし、さてどうしたものか。

1月9日(火)
サイトのお手入れ

 三が日明けにまとまった休みが入ったので、静岡県から愛知県東部にかけてまわってきました。実のところは、静岡鉄道で1日乗車券(たったの350円!)が発売されたので、これを逃す手はない、というセコい発想がきっかけだったのではありますが。また昨年末にはつくばエクスプレスにも乗ってきたので(南千住および北千住の両駅のみ未乗降)、乗降済みの駅の数だけは増えましたが、写真の整理(RAWデータの現像等)が追いつきそうにないので、サイトの更新ものんびりとやっていこうと思います。

 昨年設置した検索フォームですが、これのインデックスは、サイトを更新するたびに行ってまいります。またこれとあわせて、各HTMLに付しているタイトル(titleタグで括られた中)について、地域や路線などを付すことで明瞭に区別が付くようにしてまいります。例えば、本日アップした「住吉町」(名鉄:愛知県半田市)の場合、完全に同一名称の駅こそありませんが、「住吉」となると全国に7つあります。これではわかりにくいので、これらの区別が付きやすくなるような記述に順次変えてまいります。

 なお、ある方から「トップページをInternet Explorer7で閲覧すると表示が乱れる」というご指摘をいただきました。ありがとうございます。私は日常で利用しているのがFirefox2、サブがOpera9で、IEはもともと表示確認用に使っているだけなのですが、それでもWinIE5.5(Windows2000)およびWinIE6(WindowsXP)では確認していたものの、さすがにIE7は未確認でした。現在、トップページのメニューをCSSのfloatプロパティで分けているところで問題が起こっているもようです。今さらテーブルレイアウトに戻すのは非常に癪ですし、かといってメディアタイプ別にCSSを全部分けるというのも本末転倒のように思えます。さて、どうしたものか。ひとまず、IE7を入れられる環境を作ることからはじめるといたします。

1月2日(火)
消えそうな鉄道路線

 新年早々に暗い話題ではありますが、鉄道路線の廃止がさらに進みそうです。

 すでに廃止日まで決定しているのが、くりはら田園鉄道(宮城)、鹿島鉄道(茨城)、西鉄宮路岳線(一部:福島)の3線。長期運休中で少なくとも一部区間はこのまま廃止が確定しているのが、高千穂鉄道(宮崎)。このほか、三木鉄道(兵庫)も事実上廃止の方向ですし、わたらせ渓谷鐵道(群馬・栃木)、いすみ鉄道(千葉)や若桜鉄道(鳥取)も崖っぷちという表現があてはまっているようです。

 モータリゼーションの進展もさることながら、過疎化と少子高齢化がともに進んでいる地域において、通学需要の減退がそのまま経営危機に直結しているケースが多く、地元の利用促進云々でどうにかなる段階ではない路線ばかりという印象を受けます。もっとも、廃線バス化が可能なところはまだマシなのであって、需要があるため鉄道は必要だが経営が厳しい状態が続いて身動きがとれないというケースさえあり、こうなると会社、利用者のいずれにとっても不幸な状態に陥っているといわざるをえません。

 それでは観光需要はどうかとなるわけですが、そもそも鉄道を利用することに積極的に意味を見いだせる――環境負荷軽減といった、少なからぬ自己満足的な魅力だけにとどまらない――おもしろさを付加価値として提示できるものでないかぎり、たとえおもしろい要素があっても“一発屋”にしかなりません。団体旅行への依存ばかりだったのが国内旅行の長期需要低迷の一要因になったことからもわかるとおり、個人利用客に対する“おもしろさ”を出せるかどうかが勝負といえましょう。

 地方のインフラ維持――「整備」ではありません――に対するコストの削減が進んでいる現状、まだまだ鉄道路線が消えていきそうな雰囲気ではありますが、それでも前世紀末のローカルバス大量廃止に比べれば、ワンテンポ遅いといえるのかもしれません。

1月1日(月)
謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年は私事にてあれこれあったため、家からなかなか離れることができず、さりとてサイト更新をまめに行うこともなかなかままならずといったありさまでした。本年は、ひとまず未着手状態になっている各駅のデータ整理を行うとともに、昨年よりは活動的になりたいと考えております。



前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

[トップページへ]