2009年10月の雑記帳


前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

10月13日(火)
Windows7導入から

12日の本欄で書いたとおり、Windows7を導入してから1週間が経過しました。その間、いろいろと操作方法に迷うことなどもありましたが、基本的に非常に安定しておりレスポンスもよく、プログラムの動作もWindows2000/XPと同等以上のもので、さほど大きなストレスは感じません。唯一、細かいファイルが大量にあるディレクトリにエクスプローラー(←この表記で合っています。Windows7では「-er」をすべて音引き表記で統一しています)でアクセスすると、ルート直下以外の場合にややもたつくことがあるようです。これはファイラによってもレスポンスが若干違うようです。「ライブラリ」概念により保管場所のデフォルト管理体制も変更されていることですし、これからファイル管理の方法を少し考えたほうがよいかもしれません。

いつでもWindowsXPに戻せるようにしてはいましたが(Windows2000にはすぐに切り替え可能)、このまま使い続けても悪くなさそうです。

10月8日(木)
路線バスの利用状況

自治体から「交通に関する市民意識調査」なるものが届きました。無記名ですし回答したからといって何があるというわけでもないのですが、もともと交通問題であれば、いいたいことなどいくらもありますから、嬉々として回答していきました。鉄道、路線バス、自家用車、自転車、徒歩、回答者属性という順になっています。

その中で、路線バスの利用についての問いがあるのですが、これが自宅から出かけるとき、目的地まで移動する間に路線バスを使うことがありますか(太字ママ。以下同じ)というもの。最寄り駅から自宅最寄りのバス停まで(すなわち帰宅時に)路線バスを使うことはしばしばありますが、自宅最寄りのバス停からは満員通過が多く乗れないことが多いため、自宅から出かけるときに路線バスを使うことはまずありません。しかし、年平均1回程度以上までとなると、自宅から徒歩圏内(30分くらい)にある高速道路のバスストップから夜行高速バス(国土交通省の許可を受けた、れっきとした路線バスです)を利用することがあるので、これを前提に答えることとなります。しかしそうすると、目的地に行くとき、そのバス停には、およそ何時間、何分おきにバスが来ますかには「24時間おき」、バス停を出発してから目的地に到着するまで、およそ何分かかりますかには「およそ600分」、バス停を出発してから目的地に到着するまで、運賃はいくらぐらいかかりますかには「1日片道当り10,000円」……こんなんで参考になるのでしょうか。

実は通勤で路線バスを毎日利用してはいるのですが、それは自宅最寄り駅から列車に乗った先の話なので、地元の自治体とは関係ないということになります。しかし、夜行高速バスは、もっと関係ないのですが…。

10月4日(日)
Windows7導入

10月22日に一般発売予定となっている最新版のWindowsである「Windows7」を、ボリュームライセンスで購入、さっそくインストールしました。現在使っているデバイスの多くが枯れているものを安定稼働させてきたこともあって、別途デバイスドライバを読み込ませる必要があったのはe-SATAインタフェースとワイヤレスマウスのみで、インストール作業はすこぶる楽。見た目はかなり派手ですがパフォーマンスは悪くなく、起動はWindowsXPよりも、レスポンスはWindows2000よりも上と感じます。

ただし、Windows VistaをスルーしていきなりWindows7に入ったため、Aeroと呼ばれる新しいウィンドウの挙動に慣れていないなど、インタフェースにまだまだ戸惑っているところです。さて、今後の使い勝手はどうなりますやら。

10月2日(金)
お色直しは地元の手で

中多久駅舎「お色直し」 多久高生らボランティアでペンキ塗り(佐賀新聞、2009年9月30日):先月30日に引き続き、九州の駅の話題。ローカル駅の管理に手が回らず無人駅が荒れた状態になるのは、どこの地方でもよく見られる話です。こういった駅の利用者数はごく限られており、したがって鉄道会社側からみると駅を残しているだけでも重荷、という考えになるのも当然です。そうなると、駅があることによる受益者である地元の助力が必要、ということになります。

高校生の手を使うというのは、実際の利用者と大きく重なっていること、そして利用者の手が入ることにより荒らされる可能性が低下することを考えると、なかなかよい手法といえるでしょう。もっとも、高校生の利用さえない小駅となると、さてどうしたものか、となってきますが…。

10月1日(木)
交通ダンピングの行く末は…

南海フェリーの「1000円フェリー」好調 7~8月、乗船台数67.5%増(日本経済新聞・近畿、2009年9月30日)、割引制度で乗船67%増 南海フェリー「10、11月3連休も期待」(読売新聞・和歌山、2009年9月30日):高速道路1,000円の余波で苦しむフェリー業界のなかで、大幅な割引策をとって成果をあげた例。和歌山と徳島の間のみを直接行き来する高速道路があるわけではなく、両県内だけで完結する流動がさほど大きいとも思えませんが、増加した利用客がどのような需要だったのがについての記述がないのが残念。また、この割引制度は南海フェリーが独自に行っているものではなく、社会実験として「和歌山徳島航路利用促進協議会」が実施しているものですが、これについても何も書かれていないのはいかがなものでしょうか。

自動車を所有していない私には縁がない話ですが、南海フェリーは日本で最後に残った鉄道連絡船でもあるわけで、その去就に注目しています。当面は、この方面に出向く予定はありませんけれど。



前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

[トップページへ]