新京成線の終着駅で、地平に島式1面2線を構えています。ホームはJR常磐線と並んでいますが、別改札になっています。新京成線内では最大の乗降客数を誇ります。
地平ホーム島式1面2線から成り、JRのホームと平行しています。支柱がクリーム色をベースに紫色の帯を巻くという、新京成線電車と同じカラーリングになっています。
松戸駅はJRと共用の橋上駅舎となっており、西口と東口にそれぞれ出口がありますが、新京成線ホームのある東口が新京成のテリトリーになっており、新京成系の売店や営業所などが見られます。両コンコースの間には、連絡改札が設けられています。
これとは別に、駅の北側にある駅ビル口との間には跨線橋があり、こちらにも連絡改札があります。新京成線からJRへの乗り換えのほか、新京成から駅ビル口へ出ることもできます。
東口には小規模なペデストリアンデッキがあり、駅前へと通じています。駅周辺は飲食店などが密集していますが、西口とは異なり新しく開けた地域で、ややごちゃごちゃしています。松戸新京成バスが主に発着するバスターミナルがありますが、これはペデストリアンデッキを下りてから、飲食店の並ぶ路地の中を通り、歩いて2分ほどかかります。
新京成線は、この先三矢小台を経て柴又への延伸を予定しており、用地の買収も行われていましたが、路線延長は実現していません。運輸政策審議会の答申では、地下鉄11号線が押上-四ツ木-松戸を延伸する計画が盛り込まれており、この路線延長が新たな形で実現するかと思われましたが、東京地下鉄は今後の新規路線建設を行わない旨を明言しており、進展は難しそうです。
番線表示は、JR常磐線の乗り場と連続しています。
JR東日本-常磐線:松戸駅を参照のこと。
JR東日本-常磐線:松戸駅を参照のこと。
《乗り換え》JR東日本-常磐線(連絡改札あり)
2007年6月11日、写真を追加のうえ加筆修正
2010年2月1日、写真を追加のうえ加筆修正