六田

むだ
Muda

　相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、このほか上りホームの外側に留置線があります。また、吉野方には車庫があり、多くの車両が休んでいます。

　駅舎は背の高い鉄骨一部2階建てのもので、すぐ脇を通る道路に遠慮するような形で建っています。上りホームとの間は構内踏切で連絡しています。なお、待合室は設けられていません。

　このほか、橿原神宮前方面行きホームの先端部分に、隣接する工場利用者専用と思われる臨時改札口があります。私が下車したのは日曜日で工場も稼働しておらず、この臨時改札口も閉鎖されていたため、利用実態については未確認です。

　いちおう特急停車駅ですが、駅を降りても観光客がどうこうできる設備があるわけではなく、駅前には若干の個人商店があるものの、私が下車したときにはシャッターを下ろした店ばかりでした。

停車列車　[2008年10月現在]

　特急停車駅です。

• 特急　下市口 ← 六田 → 大和上市
• 急行・普通ほか　越部 ← 六田 → 大和上市

乗り場

　駅本屋側（北側）から順に1番線、2番線となっています。

• 1.吉野線　吉野方面
• 2.吉野線　吉野口、橿原神宮前方面

駅名の由来

　確認中。

歴史

　吉野軽便鉄道の駅として開業しました。

• 【1912年10月25日】　吉野軽便鉄道が吉野口－吉野を開通させた際に「吉野」駅として開業、当時は終着駅でした。
• 【1913年5月31日】　社名変更に伴い、吉野鉄道の駅となります。
• 【1928年3月25日】　吉野鉄道により（旧）吉野－（新）吉野が開通し中間駅となります。あわせて「越部」と改称。
• 【1929年8月1日】　吉野鉄道が大阪電気軌道に合併され、大軌の駅となります。
• 【1941年3月15日】　大阪電気軌道が参宮急行電鉄と合併、関西急行鉄道の駅となります。
• 【1944年6月1日】　関西急行鉄道が南海鉄道と合併、近畿日本鉄道の駅となります。

周辺の見どころ

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