相対式ホーム2面2線から成る駅です。駅名標には「(大阪青山歴史文学博物館前)」とありますが、これはホームから見える城郭風のもので、大阪青山短期大学北摂キャンパスの中に入っています。
傾斜地上に設けられているため、ホームの川西能勢口方は高架になっていますが、ホーム中ほどでは地平となり、妙見口方では平行道路よりも若干低くなっています。両ホームの川西能勢口方にのみ屋根が設けられています。
改札は川西能勢口方の高架下にあり、駅南側を東西に通る細い公道に面しています。無骨なコンクリート支柱の中に囲まれるようにブロック造りの詰め所がありますが、例によって無人化されています。
駅のすぐわきを、鼓滝付近から平行している国道173号線が通っており、さらに園部方面へ向かう国道477号線が分岐します。この国道477号線を進むと、妙見山へ向かうことになります。
駅の近くには住宅団地が造成されています。
「妙見山への参道に続く複数の鳥居があり、それの最初のものがあった」という説を見たことがありますが、詳細は未確認です。
能勢電気軌道が最初に開通(1913年4月)したのがこの駅までの区間で、当時は終着駅でした。その後、1923年11月2日に妙見口まで延長され、中間駅となっています。開業当時は「一ノ鳥居」という駅名でしたが、のちに「一の鳥居」と改称されています。
特になし。
2008年1月7日
ご意見、ご感想などは、脇坂健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2008 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.