新川橋

三菱重工業の大工場を北側に沿いつつ、新川左岸の土手につくと、新川橋駅となります。

相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。両ホームには別々の改札と駅舎が設置されており、ホーム相互の行き来はできなくなっています。駅集中管理システム導入の無人駅です（管理駅は名鉄一宮）。

　

駅舎は駅集中管理システム導入にあわせて設けられたもので、上下ホーム全体をカマボコ状の屋根が覆う形になり（ただし線路上は骨格のみ）、ホーム入口部分に詰所のような部屋が設置されていますが、いずれの側も無人になっています。外観を見るかぎり倉庫のようですが、工業地域の土手という土地柄、これが妙になじんでいます。

利用者が少ないため廃止が取りざたされたこともありましたが、清須市役所の最寄り駅であることもあり、駅舎の改修費を清須市が負担することなどによって、当面存続することとなりました。

駅のすぐ岐阜方に新川が流れており、これに沿った細い道路が線路を横切っています。その周囲には住宅が密集しています。

　

停車列車　[2010年3月現在]

普通列車のみが停車します。

• 普通　二ツ杁 ← 新川橋 → 須ヶ口

乗り場

北側から順に、1番線、2番線となります。

• 1.名古屋本線下り　須ヶ口、名鉄岐阜方面
• 2.名古屋本線上り　名鉄名古屋、豊橋方面

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

• 【1914年1月23日】　名古屋電気鉄道により枇杷島橋（現在は廃止）－須ヶ口が開通し、中間駅として「新川」が営業開始。なお、年内に「新川橋」と駅名を変更（時期不詳）。
• 【1921年6月21日】　名古屋電気鉄道が（旧）名古屋鉄道に譲渡され、（旧）名古屋鉄道の駅となります。
• 【1930年9月10日】　（旧）名古屋鉄道が名岐鉄道と改称、同鉄道の駅となります。
• 【1935年8月1日】　名岐鉄道が愛知電気鉄道と合併、（新）名古屋鉄道の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。