2004年4月の雑記帳


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過去の「雑記帳」

4月28日(水)

 前回に引き続き、今回は名鉄各務原線の駅のうち、乗り降りした駅の写真をアップしました。また、三島駅などいくつかの駅で、記述を訂正したり追加したりしてあります。当面は、こういった微修正の作業が続くと思います。

4月26日(月)

 昨日のページトップのコンテンツ更新欄で、駿河小山駅を相模小山と書いてしまいました。もちろんそんな名前の駅はない……はずなのですが、Googleで検索するといくつかヒットしました。なかにはページ名に“sagamioyama”を使っているところまでありました。写真から察するに、私と同様、単純に駿河小山駅の名前を書き間違えているだけと思われます。国境の駅だと間違われやすい……ということにしておきましょうか。

 ここ数日は御殿場線の駅をアップしてきましたが、今日は高山本線の各駅をアップしましたが、ディレクトリ構成を従来と変更しました。今後「駅の写真館」にかぎらず、ページをいろいろと移動する予定ですので、トップページ以外にブックマーク(お気に入り)を登録されている方は、ご注意ください。

4月25日(日)

 Webサイト内のコンテンツを整理しようと検討中です。現在定期的に更新しているのは、この雑記帳を除けば「駅の写真館」のみ。当初からの主要コンテンツであった「最長片道切符の旅」は独立したコンテンツとして維持しますが、これ以外のものは、各種紀行文として一括集中しようと考えております。

 トップページに掲示されているコンテンツが分散されていると、ある程度慣れている方にはわかりやすくなる一方、はじめての方にはどこにどんなものがあるのか、ひとつひとつ開く必要があるのでたいへんです。事実上凍結しているだけというページも少なくないので、「駅の写真館」の拡充を続けつつ、サイトの再構成をやっていこうと思います。

 

 しかし、まっとうに会社勤めをしながら、国内鉄道全駅乗降が果たして可能なのかどうか、最近疑問になってきました。全駅乗降を達成したのは、列車の本数が多い大手私鉄でさえ京成・西武・東急・相鉄・阪神の5社のみで、JRにいたっては、はたして全駅乗降を達成できる会社がどれくらいあるか、という状態です。

 まあ、ライフワークと考えて、のんびりやっていけば、おのずと結果はついてくるでしょう。21日に書いたようなルールを適用すれば、とりあえずリセットされてやり直し、ということもなくなりますから。

4月22日(木)

 地図を見ているとどこかにふらりと出かけたくなるのは、旅好きのいきついた業の果てなのかもしれません。ユニークな地名を見るとそれだけでムラムラしてしまい、旅行鞄片手に夜行バスの切符売り場に直行したくなることがままあります。

 しかしおもしろいことに、本や紙の地図ではなく、Web上で公開されている地図を見る場合には、こういった感情に突き動かされることがまったくありません。網膜に映り脳に伝わる情報としては等価のはずなのですが、地図を「指で触れる」ということが、私には重要なファクターであるようです。

4月21日(水)

 昨日に引き続き、「旅の写真館」のリストをリニューアルしました。北海道・四国・九州についても、いちおう全駅をフォローしたつもりですが、実際には駅の改廃などをきちんと追跡し切れていないと思われるため、これから順次『鉄道要覧』などでチェックしていく予定です。

 なお、駅の乗降については、経営形態が変更になった場合も従来の駅と同一とみなすよう、ルールの変更を検討中です。これは、今後多く見られると思われる、整備新幹線並行区間の在来線分離、一部ローカル線の別会社移管などを考慮すると、そのたびに乗りに行くだけならまだしも、全駅にひとつひとつ乗降しなおすのは、現実問題としてあまり楽しいものではなかろうと判断しているためです。ただしこうすると、例えば「東北新幹線盛岡−八戸間開業の際、JR東北本線で三沢−(八戸)→好摩→弘前と進み、好摩で途中下車した場合、IGRいわて銀河鉄道の好摩駅で下車したと見なせるかどうか(JR花輪線については問題ありません)」という問題などが出てくるため、整合性をもったルールの策定に苦慮しているところです。

 なお、完乗の基準である“乗車”の基準は、従来どおりで変更する予定はありません。ダブルスタンダードというのはあまりよろしいものではないのですが、列車を使った旅を現実的に愉しむための方便として、「厳格な基準」と「緩やかな基準」とを使い分けるのも一興ではないか、と考えております。

4月20日(火)

 「旅の写真館」に掲載している乗降駅リストのスタイルを変更しました。具体的には、未乗降駅も新たにリストに加えることで乗降対象駅を明確にしました。未乗降駅には★を付したうえ、CSSで文字色を薄くしサイズも小さくすることによって、一般的な環境では乗降済みの駅とはっきり区別ができるようにしました。さらに、掲載駅の数が爆発的に増えたため、表内テキストの行間を少し開けて見やすくしました。現在、本州内の各駅のみ、暫定的に対処しておりますが、今後数日間はしばらくスタイルが動く可能性もあります。

 また、今年に入ってから乗り降りした駅もけっこうあるので、これらの駅の紹介も随時アップしていきたいと思います。

4月16日(金)

 先々週、先週と、「青春18きっぷ」の残りを使って、最近ご無沙汰ぎみだった路線の各駅に足を運んできました。この結果、相模線・御殿場線・武豊線・太多線の各駅を制覇してきましたが、本数が多い路線でもかなり時間がかかることを改めて認識したしだいです。世の中には、本腰を入れてから3年ほどで国内全駅下車を達成された方もいるそうですが、私にはとうてい無理な話。のんびりやっていきます。

 この時期に東海道沿線をぶらぶらしていると、桜が満開だったりまだ五分咲きだったりして、なかなか楽しめました。

4月3日(土)

 茨城交通の駅を少しずつ整理しています(今日は、中根駅のアップと、那珂湊駅の写真の再修正)。

 私の旅行は、列車を筆頭とするさまざまな乗り物に乗りに行くことが第一の目的となっている場合が多いのですが、「駅の写真館」の充実を図るようになり、意図的に多くの駅に乗り降りするようになると、自分の足で歩く機会がかえって増えました。これは、例えば「次の列車まで30分あって、次の駅までは約1.5km、特に坂もなさそうだから20分程度で着くはず、それなら1駅歩いて1駅稼ごう」となるわけです。ローカル線の小駅で「乗車」というのは、こういう場合が多いものです。

 30を過ぎると、旅程に無理がききにくくなってきました。その一方で、身体を動かすことは、むしろ増えたような気がします。駅の乗り降りをライフワークにすると、自然とウォーキングの機会も増えるのかもしれません。

4月1日(木)

 昨日は日立電鉄の各駅を取り急ぎアップしましたが、まだまだ駅の写真はたまっているので、これから順次掲載していきます。もっとも、私が先週末に回った茨城交通・日立電鉄・水郡線水戸−上菅谷−常陸太田の中では、駅舎自体に味があるものは、せいぜい那珂湊と常陸太田、上菅谷に下菅谷程度で、簡素な待合室がぽつんとあるだけ、という駅のほうがずっと多いのですが、むしろ駅周辺の茫漠たるさまと、その脇を車がひっきりなしに通るさまのコントラストが、非常に強く印象に残りました。

 モータリゼーションということばそのものは、一般的には死語となって久しいのですが、地方の人が「鉄道を利用する局面」というのはいったいどういうときなのだろうか、と思ったものです。日常の用が自家用車で事足りるならば、本数の少ない鉄道にわざわざ歩いて乗りに行くのは不便なのは明らかであって、自家用車だと不便であることが明らかである(駐車場がない、など)場合にかぎって鉄道を使うような気もします。

 さらに気になったのは、路線バスがガラガラであったこと。私は3回路線バスに乗ったのですが、いずれも完全な貸し切り状態でした。土日という特殊事情もあるのでしょうが、本数が鉄道より多く、また道路を走る(当たり前です)ため乗り降りの便はずっとよいバスのほうが乗客がずっと少ないというのは、裏を返せば、公共交通機関としてのバスに対する信頼度が小さいということなのでしょう。しかし、これは何に起因するのでしょうか。

 がたごとと、久々のディーゼルカーに揺られながら、そんなことをとりとめもなく考えました。



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