2010年12月の雑記帳


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12月27日(月)
出雲更新終了

出雲更新というよりは、一畑電車更新というほうが正しいでしょうか。東京から往復列車で、週末2日間を利用しての全駅乗降という強行軍だっただけに、沿線のさまざまな見どころをほとんどスルーしてしまったのが残念。かろうじて出雲大社には再訪してきましたが、日御碕や鰐淵寺、立久恵峡に一畑薬師になど、もう一度訪れたいところがいろいろあったのですが、列車に乗って降りてで終わってしまいました。また、出雲は神話に覆われた土地であるとともに、注目すべき考古遺物が多数出土している土地でもあり、それらが展示されている設備なども充実してきているだけに、ゆっくり回りたかったのですが。

初日に寝台特急「サンライズ出雲」が大幅に遅れ、災害以外の理由で特急料金無手数料払い戻しという初めての経験をしたのもいい経験ではありますが、もう少し余裕をもって回ったほうがよかったのかもしれないと思います。

さて、この週末は「青春18きっぷ」を使い、2泊2日で小海線を乗り回ってきました。長野市方面とは異なり積雪は皆無だったのですが、なにぶん風が強いわ冷たいわで、けっこうたいへんでした。もっとも、24日発の「ムーンライト信州」は首都圏での列車乗り継ぎを除き定刻通りの運行でしたが、青森行きの「あけぼの」、新潟行きの「ムーンライトえちご」、金沢行きの「能登」はいずれも運休と、東北地方および北陸地方は大荒れだっただけに、長野はむしろ静かなほうだったかもしれません。それでも、地元の人が挨拶代わりに「今日は寒いですね」を繰り返していたのも事実ではありますが。

12月18日(土)
やっと更新…しましたが

出雲からの帰還後、「駅の写真館」を更新するのにほぼ一週間がかかってしまいました。写真の処理などに時間がかかったということもさることながら、各駅でメモを取ったノートが見当たらず…。行程などを書いた別のノートは手もとにありますし、ノートPCにはメモを取ったものを整理したテキストファイルがあるのですが、数日自宅を整理しても見当たらないので、どこかで落とした可能性が大。駅の配線や周囲の状況、民家の戸数、周辺農地の栽培物、そのほか諸々を書いているものだけに、いささかショックを受けています。

今回の更新では、現地で撮影した写真や、残っているメモ、そのほかの記憶をもとに書いているため、最近の更新の中では密度が低いものになるかもしれませんが、ご承知おきいただければ幸いです。

12月13日(月)
出雲より帰還

出雲から無事にかえってまいりました。いや、必ずしも予定どおりにすべてが進んだわけではないので“無事に”というのは適切ではないかもしれませんが。ともかく大きな事故のないまま戻ることができました。まず、一畑電車の全駅に乗降してきました。

この時期の山陰地方であれば、強い風とじとじとした雨が気になるところですが、今回はみごとにその2つみ見舞われました。こればかりは天の動きによるもので、人間の関わる能う範囲を超えているわけですが、先週も大風に見舞われただけに、自分は雨男ならぬ風男なんだろうか、などと思ってしまいました。

今回の反映を含んだサイトの更新ですが、いましばらく先になりそうです。平日になると、また業務がかなり立て込んでおり、業務終了後は家に帰って寝るだけ、という日々になりそうですので。。

12月11日(土)
出雲より更新

先週末に東北新幹線に乗ってきたところですが、こんどは島根県は出雲地方に行き、一畑電車に乗っています。週末を利用して、「周遊きっぷ」の山陰ゾーンを活用して一畑電車を乗り回っているというわけです。

往路は、寝台電車特急「サンライズ出雲」を利用したのですが、いきなり出発時に京浜東北線での人身事故とやらで、定刻ならば22時東京発車のところ、なんと22時53分に発車。その後も、単線となる伯備線や山陰本線で遅延が伸び、終着駅である出雲市に到着したのは12時4分。定時なら9時58分到着となるだけに、実に2時間6分の遅延となったしだい。そのあいだ個室寝台を独占できましたし、特急料金は払い戻しになったわけですが、おかげで計画は相当程度修正することに。もっとも、旅先でのトラブルといえども、しばらくたてば「あれはあれでいい経験だったなあ」と思えるタイプのものですし、リスケジュールの作業自体もまた楽しからずやでありますから、こういうのもあっていいだろうと、脳天気に考えています。

可能であれば一畑全駅をめぐりたいところですが、気象状況や体力の状況(月曜日にはシビアな業務が待っているので…)を勘案しての行動になりそうです。

Webサイトへの反映ですが、メインとなる出雲大社前を手始めに、順次行っていきたいと考えています。なかなか更新が進んでいないのも事実なので、体調が戻ったからと行ってあちらこちら出歩くばかりじゃないとは思っているのですが…。

12月8日(水)
東北新幹線開業関連更新

久しぶりの旅行となった東北新幹線新青森開業行も、なにせ上野行きの寝台特急「あけぼの」に乗って、翌朝そのまま職場へ直行といういささか無理なスケジュールだったこともあり、なかなかデータの整理まで手が回りませんでした。やっと写真データの処理が終わったので、とるものもとりあえずという感じで更新いたしました。開業当日の状況がいささかなりとも伝われば幸いです。

なお、神明と湯ノ岱の2駅は、少し気になっていた駅だったところ、列車のダイヤが乱れていたうえ、使用していたフリーきっぷのフリー区間に入っていたことから、急遽訪れることにしたものです。一人旅ゆえの気楽さがうんだスケジュール変更ですが、なかなか楽しめました。ちなみに「青春18きっぷ」の常備券も、ちゃっかり買ってきました。

今回の更新はJRだけで手一杯でしたが、青い森鉄道各駅のほうも、次回以降の更新で着手します。

12月4日(土)
東北新幹線新青森開業

11月の間は本業が多忙だったこともあって更新が滞りがちでしたが、体調が落ち着いたこともあって、東北新幹線に乗ってきました。具体的には、東京から「はやて」に乗り、まず七戸十和田まで行ってここで途中下車、さらに新青森までひと駅乗り、そこから青森へ移動してから、こんどは第三セクター化された「青い森鉄道」で八戸まで移動しました。

とはいうものの、強風による運転抑止や徐行運転ばかりで、スケジュールも何もなく、たいへんな一日でした。午後4時にはもう暗くなってしまうので、八戸に着いた時点でそれ以上の行動は諦め、本八戸駅前のホテルに直行しました。

結局、七戸十和田、新青森両駅のみに降りることになりましたが(新青森はダイヤ乱れによって接続時間がタイトになり、駅舎の写真を撮るのが精一杯でした)、それでも地元の盛り上がりはなかなかのものでした。このテキストは宿泊先のホテルで書いており、まだ体の中にその盛り上がりの亢奮が染みこんだような気もします。特に七戸十和田は、それまでそもそもJRの路線さえも通っていなかったこともあってか、駅を見に来る地元の住民が大挙して「わぁ速いね」などと言っており、初物を求めた鉄道ファンなどより、はるかに多くのおじいさん、おばあさんで溢れていました。農閑期ということもあるのでしょうが、地元民でない私にはさっぱりわからないことばを交わす人が、あえて入場券を買ってホームで列車を待ち受けるというのが、なかなか印象的でした(改札内ではイベントの類はいっさいありませんでした)。

ちなみに、行き来する人のことばは、すべて日本語オンリーでした。東京在住・在勤の私は、チャイニーズやコリアンの言語が行き交うのが日常になっているだけに、これがいちばん驚きだったかもしれません。

駅の情報については、帰宅後に整理のうえ、更新します。



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