雑記帳・2020年5月

2020年5月31日(日)

今月毎日更新

地味ながら、今月に入ってから毎日の更新を実現いたしました。4月5日以降になりますので、本日で57日間連続更新となります。ここ数年は定期的に更新することがなかなか難しかったのですが、手持ちの写真整理がひとまず完了してサイト運営に手間を向けられるようになったためです。

その一方で、Twitterでもご案内した通り、弊サイトのコンテンツを「最長片道切符の旅」と「駅の写真館」の2つのみに絞り、これ以外には手を出さないことを明示するなど、ある程度“身の丈”にあった更新にすることで、継続可能性を高めたという面もあります。そもそも自由に使える時間の範囲を考慮すると、現在のペースを今後どれだけ維持できるかとも思いますが、無理のない範囲で続けていければと思います。

2020年5月26日(火)

緊急事態宣言全面解除

5月25日、日本政府から、緊急事態措置を実施する必要がなくなったと認められたことにより、緊急事態が終了した旨の宣言がなされました。この結果、都道府県知事によって行われてきた各種措置について、実効性の伴うものがかなり緩和されることになります。

そうはいっても、約1カ月半にわたってなされてきた「STAY HOME」を初めとする巣ごもり行動が、再び一朝一夕に変わるわけでもなく、また感染拡大リスクがストンと低減したわけでもなく。本来であればグラデーションをもって描かれるような漸進的な変動であるところ、行政行為をなすにあたって明確に“ならざるを得ない”ために、こういう「宣言」になったわけで。

ともあれ、自身が行動するにあたって、この「宣言」を安易にエクスキューズとすることのないよう、自重しながら行動していきたいと思っています。

いえ、実のところ、梅雨入りを思わせる天気が続くせいか、せきが出て止まらない(ぜんそく持ちなのです)ため、外出すると白い目で見られるような気がいたしまして。

2020年5月21日(木)

相鉄・東急直通線新横浜駅について

横浜市交通局建築課・建設改良課 プレスリリース「市営地下鉄新横浜駅に新しい改札口を整備します!」[PDF](2020年5月18日)

横浜市交通局のリリースではありますが、同時に相鉄・東急直通線の新横浜駅についての概要がうかがえます。

この造りでいくと、相鉄・東急直通線のコンコースが、横浜市営地下鉄のコンコースと直交することになるようです。そうすると、相鉄・東急直通線と新幹線の相互乗り換えの場合、市営地下鉄のコンコースを横断することになり、人の行き来が入り乱れることになりそうな気もいたしますが、どうなのでしょう。この点について相鉄側のアナウンスは特に出ていないので、当面は様子見ではありますが。

2020年5月15日(金)

有料列車の取扱い

弊サイト「駅の写真館」では「停車列車」という項目を設けており、この中で有料列車については背景を赤色にしています。ところで、この“有料列車”ですが、範囲を決めようと考えると、意外にくせ者だったりします。

当初は「乗車する際に運賃以外の料金が必要な優等列車」と考えておりました。JRの特急列車はこれに該当し、いわゆる有料特急を運行している各種民鉄の特急列車もこれに該当します(西武鉄道、小田急電鉄、長野電鉄他多数)。しかし、以下のようなものはどう取り扱えばよいのか。

  • 全席が座席指定で「指定席料金」が必要な列車(「特急料金」等ではない)。
  • いわゆるライナー系で「乗車整理券」が必要な列車。
  • 一部指定席の優等列車(指定席は有料、自由席は追加料金不要を併結)。

特に首都圏で、着席保証を目的とした列車が増えてきたため、今後も更に微妙な判断が必要なケースが増えそうです。

正直なところ、弊サイトを運営する上ではさまつな話題であるのは確かなので、当面は、上記の場合上2つを「有料列車」に準じるものと扱い、一番下は除外するものといたします。

2020年5月12日(火)

東京BRTプレ運行開始延期

京成バス・東京BRT プレスリリース「東京BRT プレ運行開始の延期について」[PDF](2020年5月12日)

タイトルで全て説明が付いてしまいますが、虎ノ門ヒルズから晴海BRTターミナルを結ぶ「東京BRT」のプレ運行が、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症による影響で延期になったとのこと。式典などを実施しないのはともかく、運行自体を延期するとは残念な限りですが、特定警戒都道府県となっている東京都の現状を鑑みれば、そもそも社会実験としてさえ成立しないわけで、やむを得ない措置でしょう。

晴海地区は都営地下鉄大江戸線でしかアクセスできない地域で、それゆえに地下鉄の混雑を緩和する役割が期待できていただけに、早期の運行を期待します。緊急事態宣言の解除を待って運行開始になるのでしょうか。

2020年5月11日(月)

ダイヤ改正2題

東京地下鉄 プレスリリース「2020年6月6日(土)日比谷線のダイヤを改正します」[PDF](2020年5月11日)

地下鉄日比谷線の新駅、虎ノ門ヒルズ駅開業に合わせて行われるダイヤ改正の概要が発表になりました。そうはいっても、新設される有料座席指定列車「THライナー」が中心で、これは東武鉄道のプレスリリース(東武鉄道「2020年6月6日(土) ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン 【特急列車・THライナー・SL大樹概要が決定】」2020年2月25日)で既に公表されていたことを改めてアナウンスした程度で、特に新しい印象は受けません。

これも既報ですが、銀座線虎ノ門駅と同一駅とみなして乗換え可能になるとのことですが(都市再生機構・東京地下鉄「日比谷駅に虎ノ門ヒルズ駅が誕生します!」2019年11月11日)、改めて周知する必要はないという判断か、何も書かれていません。

東急電鉄 プレスリリース「6月6日(土)、大井町線・田園都市線のダイヤ改正を実施」[PDF](2020年5月11日)

メトロ日比谷線→東武スカイツリータウン→メトロ半蔵門線→東急田園都市線→東急大井町線という、なんとまた見事な玉突きダイヤ改正。今回は有料座席指定サービス拡充がメインのようですが、ご多分に漏れず、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対応で、実施は微妙な状況。この頃には収まってくれればよろしいのですが。

2020年5月6日(水)

青木栄一先生の訃報に接して

Twitterでの日本地理学会(@ajgeog)のツイートによると、東京学芸大学名誉教授の青木栄一先生が5月4日に逝去されたとのこと。私は青木先生に直接お目にかかったことはありませんでしたが、先生が編集委員を務めておられた月刊誌『鉄道ピクトリアル』で長年にわたって発表された多くの論稿から多くのことを得ましたし、論文もたくさん拝読いたしました。学術的な成果については門外漢なので評を控えますが、特に晩年、アカデミアに籍を置く職業研究者として、多くの一般向けの書籍もものされており、地理学研究と鉄道史研究の架け橋になっておられたのが印象的です。

わけても、先生の『鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町』吉川弘文館、2006年は「汽車の建設に対する反対運動が鉄道敷設を遠ざけた」という“伝説”をわかりやすく検証し、実態を説明していく一般向けの書籍は、高く評価されるべきものです。研究者の常識と世間一般の常識のかい離というものは、私も歴史畑出身であるだけに若い頃から痛切に感じておりましたが、これを見事に整理されておられました。

まずはこの場で哀悼の意を表します。

2020年5月5日(火)

暑い…

カレンダー以上に季節の進みが速いのか、どうにも暑い日が進んでおり、少しバテ気味です。

さて、在宅時間が長くなっていることもあって「駅の写真館」にて連日更新を維持しておりますが、久しぶりに正真正銘の「新規更新」になりました。久しぶりといっても半月ぶりではありますが。関東エリアはもともと記事掲載率が高いこともあって、従来記事に写真追加、加筆修正となるページが多いのですが、この作業にも意外と時間がかかっています。現状かなりのハイペースだと自分では思っていますが、これでは関東を出られるのはいつになるか、ちょっと見当がつきません。それでも、着実に進めていくしかないでしょう、やはり。

先日の本欄にも書きましたが、もし「××線の駅を見たい」といったご要望がございましたら、電子メールにてご連絡ください。可能な範囲で対応させていただきます。

2020年5月1日(金)

引きこもり大型連休

前代未聞となる「緊急事態宣言」が出ている現在ですが、各種報道によると、延長は既定路線の模様。結果として、引きこもりが推奨される日がさらに続きそうです。

これからしばらくの間、首都圏を中心としたJR東日本各駅について写真追加を中心とした更新を行ってまいりますが(我ながら最近の更新頻度はなかなか頑張っていると思っています)、本当は気軽に現地確認ができる場所がしばらく続くだけに、ムズムズしながらの更新となります。仕方のない話ではありますが。

しかし、古いネガやスライドを見直すと、当時の写真技術があまりにも拙いことを確認してへこむことが多いものの、意外なショットを残していることもあり、ちょっとした驚きを覚えることもあります。もっと安いフィルムでよいので、もっといろいろな“風景”を撮っておけばよかったと思うことしきりですが、これはそのまま今にも当てはまることで、外出したらとにかく記録することを心がけています。まあ、同行者がいたりすると、なかなかこうもいかないのですけれど。

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