峡谷の少し手前に

三段峡 【廃止】

さんだんきょう Sandankyō
  • 可部線
  • 《横川方面》 戸河内
  • ※隣接駅名は可部-三段峡間廃止直前のものです。
三段峡駅
▲三段峡駅駅舎《1994年3月23日撮影》

このページは、可部-三段峡間廃止前の情報をもとに記載しています。

到着した列車がそのまま折り返していました

三段峡駅に停車中のディーゼルカー
【写真1】三段峡駅に停車中のディーゼルカー。《1994年3月23日撮影》

可部線の可部以西は、国鉄時代に陰陽連絡線として建設された区間の一部で、沿線人口があまり多くない地域を進んでいました。その終点だったのが三段峡駅です。

終着駅ながら片面1面1線のみで、スペースはあるものの機回し線も設置されておらず、来た列車が単純に折り返すのみでした。

屋根を傾斜させた鉄筋の立派な駅舎を持っていました。簡易委託駅で、出札窓口では常備券を販売していました。当駅はJR駅ながら周遊指定地(準指定地ではない)となっており、周遊券廃止時点では江差(JR北海道)、九頭竜湖(JR西日本)、西唐津および指宿(JR九州)とともに珍しい存在となっていました。

紅葉の美しい三段峡の入り口で、駅前には土産物屋や食堂があり、シーズン期間中には多くの人でにぎわうとのことです。駅前には蒸気機関車C11 189が保存されていました。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1969年7月27日
国鉄可部線・加計-三段峡間延長開業に伴い、三段峡駅開業。当初から旅客のみの取扱いでした。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。
2003年11月30日
この日かぎりで可部-三段峡間廃止に伴い、三段峡駅廃止。

周辺の見どころ

確認中。

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