北松江線と大社線の乗換駅です。島式ホーム2面4線から成る地平駅ですが、通常は南側の3線のみが使われており、北側(駅本屋側)の1線は臨時列車用です。また、番線表示もこれに合わせているのか、北から4番線、1番線、2番線、3番線となっています。各ホームの間は構内踏切で連絡しており、北側にある駅本屋との間を結んでいます。
この駅の特徴は、出雲大社前行、電鉄出雲市行、松江しんじ湖温泉行の3方向の列車が集結し、それらが絶妙なタイミングで接続を取っています。すなわち、松江しんじ湖方面からきた電車と、電鉄出雲市方面からきた電車がほぼ同時に駅に入り、出雲大社前行の電車に接続し、そして三方向へとほぼ同時に電車が発車します。逆方向も同様で、待ち時間はほとんどありません。さらに、前述のとおり構内踏切での連絡なので、乗り換えもスムーズ。また、列車が接続する際には駅員が乗客の乗り換え状況を確認するため、事故も防ぐことができています。これだけみごとな乗り換えは、ほかに例をみません。逆にいえば、接続待ちの間にホームで休憩ともいかないわけですが。
このように運転上の要衝になっており、学校も立地しており利用者数は決して少なくはありませんが、駅前には家が建っているのみで非常に静かです。構内踏切にも遮断機はなく、列車の到着にあわせて駅員がロープを使ってコントロールする形になっています。
駅舎は真新しい平屋建てのもので、内装では壁面をすべて木で覆っているほか、待合室をゆったりと取っているため、居心地のよい空間になっています。終日駅員が配置されていることもあって、安心できる場所です。
なお、かつては名物委託駅員のアナウンスが有名でしたが、今では代替わりしたようです。
停車列車 [2010年12月現在]
全列車が停車します。
乗り場
北側(駅本屋側)から順に、4番線、1番線、2番線、3番線となっています。
- 4.(臨時用)
- 1.大社線 出雲大社前方面
- 2.北松江線 電鉄出雲市方面
- 3.北松江線 雲州平田、松江しんじ湖温泉方面
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。なお、現在の北松江線が最初に開業したときには、川跡より0.1kmほど松江方に「鳶巣」駅がありましたが、大社線の分岐に際して川跡駅が新たに設置され、鳶巣駅は廃止されています。
- 【1930年2月2日】 川跡-大社神門(現、出雲大社前)間が開通し、今市線との分岐駅として「川跡」駅開業。
- 【2006年4月1日】 一畑電気鉄道の持株会社化に伴い、鉄道事業は一畑電車が継承、同社の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。