小谷松、東総元としだいに丘陵地帯の中に分け入ってきたいすみ鉄道は、そう急峻というわけではないにせよ谷の中を進んでいき、山林に囲まれるようになると、ほどなく久我原駅に到着します。細い片面ホームと待合スペースがあるのみの無人駅で、戦後設置駅に見られる簡素なつくりになっています。
ひっそりとした駅で、ホームに降り立っても細い通路がのびているのみです。山林の合間に農地がぱらぱら見られ、人の気配もないではありませんが、いささか心細さを感じる駅ではあります。
いすみ鉄道では、増収策の一環として駅名に対するネーミングライツを募集していましたが、この久我原が第1号となり、「三育学院大学久我原駅」の愛称が付されました(2012年3月31日まで)[1]。
確認中。
戦後になって設置された駅です。
特になし。
2009年9月11日
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