鹿島臨海鉄道

 鹿島臨海工業地域の貨物輸送を行う目的で、国鉄を中心に設立された第3セクター企業です。

 1970年に北鹿島(現・鹿島サッカースタジアム)から奥野谷浜(おくのやはま)までの鹿島臨港線が開通し、貨物輸送を行っています。成田空港へ燃料を暫定輸送していた1978年から7月25日から1983年11月30日まで、地元への見返りもあり、北鹿島-鹿島港南で旅客列車を運行していましたが、現在では旅客輸送は行われていません。

 現在の大洗鹿島線は、日本鉄道建設公団が建設していた鹿島線・北鹿島-水戸の経営を譲受したものです。なお、鹿島サッカースタジアム駅は貨物線として現役の鹿島臨港線に所属していますが、旅客営業は大洗鹿島線のみで行われている現状より、大洗鹿島線に分類しています。

(2004年12月27日)

【URL】 http://www.rintetsu.co.jp/

★1994年8月2日、水戸にて完乗。

大洗鹿島線

 水戸と鹿島サッカースタジアムを結ぶ、53.0kmの路線で、全線単線非電化です。終点は鹿島サッカースタジアムとなっていますが、すべての列車がJR鹿島線に乗り入れて鹿島神宮まで行きます。また、鹿島サッカースタジアム駅は臨時駅で、サッカー開催時のみに列車が停車します。

 新しく開通した路線であり、全線にわたって高架線や切り通しが続きます。荒れ地や畑作地帯が続くほか、大洗付近では鹿島灘を、北浦湖畔付近では北浦を望むことができます。大洗鹿島線内の貨物列車はありません。

(2004年12月27日)

駅一覧

△水戸★東水戸★常澄★大洗★涸沼★鹿島旭★徳宿新鉾田★北浦湖畔★大洋★鹿島灘★鹿島大野◇長者ヶ浜潮騒はまなす公園前★荒野台◇鹿島サッカースタジアム

(注)★は未乗降駅、△は写真未掲載駅です。

乗車履歴

ご意見、ご感想などは、脇坂健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2012 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.