光風台駅（千葉県：小湊鉄道）

　ニュータウンとして造成された光風台団地の最寄り駅として設けられた駅で、小湊鉄道の駅のなかではもっとも新しいものです。小湊鉄道の各駅はローカルムードに富んだものが大半ですが、この光風台駅は機能的なつくりになっています。

光風台駅ホーム

光風台駅ホーム。広いホームに番線表示、跨線橋など、大手私鉄の郊外駅のような雰囲気があります。《2008年8月3日撮影》

　島式ホーム1面2線から成り、ホームはかなり幅広のもので、大都市郊外の駅を思わせます。駅本屋へは、ホーム五井方から跨線橋をわたって連絡していますが、最近の都市近郊私鉄であれば整備されているであろうエスカレータやエレベータはありません。なお、跨線橋を備えている駅は、小湊鉄道では五井と光風台のみです。

　駅舎は鉄骨平屋建ての味気ないもので、出札窓口なども機能本位のシンプルなつくりです。郊外駅にディーゼルカーが出入りするのは関東鉄道常総南線で見られますが、こちらはひとまわり規模が小さくなっています。

光風台駅改札口

光風台駅改札口。やはり郊外の駅のような雰囲気ですが、鉄柵の仕切りが乗降客数を物語っています。《2008年8月3日撮影》

　駅前にはロータリーが整備され、自家用車の駐車スペースも設けられています。また、そこそこ通行量のある道路に面しており、郊外型の商店がいくつか建っています。団地は少し離れたところにあるため、通勤通学の時間帯には送迎の自家用車が増えるものと思われます。

乗り場

　駅本屋側から順に、1番線、2番線となります。

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