高根木戸を出て600メートルほど直進すると、すぐに次の駅に到着します。これが高根公団です。周辺一帯に造成された高根台団地へのアクセス拠点として設けられた駅です。
橋上駅舎になっており、線路北側には駅ビル「サンプロムナード」があります。また、駅前広場はロータリーとしてゆったりしたスペースが確保されており、周辺へ向かう路線バスの乗り場が整備されています。
駅の出口は南北両側に設けられており、このうち南口は線路脇の細い道路に出るつくりになっています。
駅の周辺は住宅がびっしり立ち並んでいますが、高根台団地はポイントハウスなどを多用し地形を巧みに利用した団地住宅の傑作として知られており、現在でも一見の価値があります。もっとも、今となっては「公団」の駅名も含めて、なんとも時代がかった装置になってしまった感は否めません。
北側から順に、1番線、2番線となります。
「公団」は、駅開設当時の高根台団地を造成したのが日本住宅公団(当時)だったために「公団」を付したものですが、ネーミングライツを公団に売却したわけではなさそうで、このような命名がされた理由については確認中です。
確認中。
2010年1月22日