荒川車庫前駅
▲荒川車庫前駅《2005年7月3日撮影》

都電荒川車庫の南側に設けられている電停です。

ホーム形状は変則的で、三ノ輪橋方面行きでは、降車ホームが荒川車庫の南西側、乗車ホームが同じく南東側と分離されています。電車は、降車ホームでいったん停車して降車客をおろし、今度は乗車ホームにふたたび停車して乗車客を乗せます。これは、荒川車庫から発着する電車に対しても旅客の乗降を可能にするためにとられたものでしょう。なお、早稲田方面行きホームは他の停留所と同様のものです。上に掲載している写真は、三ノ輪橋方面方面乗車ホームです。

このように書くとわかりにくいのですが、都電荒川車庫が荒川線と垂直方向に位置しており、三ノ輪橋方面では、降車ホームが車庫への入庫線の手前に、乗車ホームが車庫からの出庫線の先に設置され、入出庫(始発および終着)いずれのケースでも乗り降りがスイッチバックなしにできます。電車の車体が短く入出庫線に急カーブが可能で、なおかつ2つのホームを近い距離で設けることができたために、このような配線になっているのでしょう。なお、早稲田方面との間にも渡り線はありますが、ホームがひとつだけなので、荒川車庫から出た電車は電停に停車することはできません。

駅の周辺には、マンションと工場が混在しています。この荒川車庫前付近から、印刷工場が多数立地する王子を核としたエリアに入っていきます。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

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周辺の見どころ

都電おもいで広場

電停直近、荒川電車営業所脇。かつて走っていた都電車両2台を保存し、内部を自由に見ることができます。土日祝日のみ開場、無料。

【URL】http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2007/tdn_p_200705162_h.html

2010年4月12日

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