関

せき
Seki

　関西本線の非電化区間である亀山－加茂のうち、亀山方では最初に位置する駅です。

　相対式ホーム2面2線から成りますが、上下ホームは千鳥式に配置されており、亀山方面行きホームに接して駅本屋があります。

　駅舎は武家屋敷と蔵を足して二で割ったようなデザインです。「関宿ふるさと会館」として利用されており、観光案内所や売店などが入っており、隣接する道の駅と一体化しています。それでも、関西本線非電化区間そのものがローカル線となっている現状では、鉄道を利用した観光客の訪問には限りがあるようです。

駅名の由来

　関の地名は、大和時代の646年に設けられた鈴鹿関に由来します。

歴史

　特記事項なし。

周辺の見どころ

関宿

　駅から北西へ、徒歩10分。東海道の往時の面影を残す歴史的町並みとして、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。灯籠などが整備され、ゆったりと歩いて散策するのに向いています。