南海の沿線には海水浴場が多く、夏になると海へと向かう旅客で賑わいますが、箱作はそんな駅のひとつです。
現在は対向式ホーム2面3線から成り、上り線は島式ホームの1面2線ですが、外側線はまったく使われていません。駅舎は下り線に接して南側にあり、上下ホームは跨線橋で結ばれています。
駅舎は木造板張りで、玄関部分が増築されていますが、改札口に雨が降りかからないようにしているといった程度のもので、狭い駅舎になんとか券売機と自動改札を入れているといった窮屈さがうかがえます。下りホームには売店があり、こちらの表示には時代を感じます。
箱作の海水浴場は駅舎と反対側にあります(駅舎が線路の南側にあるので当然)。線路の北側にはスペースがやや広く取られており、かつて貨物輸送などに利用されていたことがうかがえます。
駅前には広場がありますが、私が下車したときは未舗装で、乾燥していたため歩くともうもうと砂煙が立ちあがりました。
箱作は、現在の阪南市を構成する主要集落のひとつで、賀茂神社から流れてきた御霊箱がこの地に漂着したことからこの地名がついたといわれています。
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【阪南箱作郵便局】駅から西へ、徒歩1分。未訪。
2005年8月28日
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