かつては、行橋から後藤寺経由で延びてきた田川線の終着駅で、路線延長後も石炭搬出の拠点駅のひとつでしたが、現在では棒線化されたうえに無人となり、駅舎も無人駅仕様のコンパクトなものに建て替えられており、往事のおもかげはほとんどうかがえなくなってしまいました。
駅舎は、中央部が円筒状で、左右に方形の事務所棟を配するというもので、隣の豊前川崎と共通するデザインになっています。ただし西添田は完全無人化が前提となっており、出札窓口はおろか待合室も見あたりませんでした。事務室は、作業場として利用されているようです。
片面ホーム上には、小さな屋根のある待合スペースがあります。ポツンと立っている国鉄型駅名標が、わずかにこの駅のかつての姿を映しているように見えました。
添田の市街地は、この西添田から添田までの間に広がっています。
快速は停車しません。
特記事項なし。
冒頭に記したように、かつては終着駅として開業しました。
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2008年11月30日
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