長大山間ローカル線の拠点駅

只見

ただみ
Tadami

JR東日本-只見線は、2011年7月30日に発生した新潟福島豪雨のため、会津川口-只見間が運休となっています。(2013年3月16日現在)

只見駅
▲只見駅駅舎《2002年10月19日撮影》
只見駅ホーム
【写真1】只見駅ホーム。《2002年10月19日撮影》

山岳地帯を延々と走っていく只見線の拠点駅で、駅員が常駐しています。

広い構内に島式ホーム1面2線があり、列車交換が可能になっています。多くの列車がここで長時間停車しますが、路線が長く積雪時のダイヤが乱れやすい只見線では、この只見駅が運転時間におけるバッファの役割を果たすポジションにあります。また、大幅な遅延や運休が発生した場合は、列車の運転を抑止して別系統の列車運行を確保する役割もあります。ホームは鉄骨の上にコンクリートのパネルをわたしたのみの簡素なもので、上屋もなく、駅本屋までは通路を歩いて行くことになります。

駅の構内には転車台があり、只見線でSLが運行される場合などに使用されています。1963年開業という新しい駅にこのような施設があるのは驚きで、只見線が最終期まで蒸気機関車を運転していたことを差し引いても、設備整備の決定が硬直的であった当時の雰囲気をうかがえると思うのは、意地が悪いでしょうか。

駅舎は鉄骨コンクリート造平屋建てのシンプルなものですが、鉄骨は太く本数も多く、豪雪にもびくともしない造りです。

駅は只見町の中心に位置しており、かつては鉄道が最重要な輸送手段として認識されていましたが、会津田島方面へ向かう国道289号線も整備されており、存在感はかなりかぎられたものになっているいようです。それでも、只見線に平行する国道252号線も冬季は通行止めになり、また国道289号線も只見以北は事実上途切れている(いわゆる「酷道」以下の状態)ため、そこに存在意義が残っているといったところでしょうか。

乗り場

番線表示はありません。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

確認中。

【只見線】 会津若松七日町西若松会津本郷会津高田根岸新鶴若宮会津坂下塔寺会津坂本会津柳津郷戸滝谷会津桧原会津西方会津宮下早戸会津水沼会津中川会津川口本名会津越川会津横田会津大塩会津塩沢会津蒲生只見大白川-(柿ノ木)-入広瀬上条越後須原魚沼田中越後広瀬藪神小出

2010年9月23日、写真を追加のうえ加筆修正

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