対向式ホーム2面2線から成る無人駅で、畑と住宅が混在する中に古い木造駅舎ががんばっています。屋根はスレート葺きとなり、外装も新建材でふき直されていますが、移動式ベンチなどがなくガランとした待合室は、列車を待つのに好適な空間になっています。
上下のホームは構内踏切で連絡しています。現在は、駅舎があるのは上りホームのみですが、かつては下りホームにもそれなりの規模の建物があった痕跡が確認できました。
上片桐の集落は駅の北西から南東にかけて、道路沿いに広がっています。駅の北西側には松川高校があり、ここへの通学客が多いものと推測されます。
確認中。
伊那電気鉄道の手によって、1920年11月に高遠原から延長される形で開業しました。その後、1922年7月13日に伊那大島まで延長されています。当初から一般営業駅で、民営化後も貨物営業が行われていましたが、1997年10月末かぎりで廃止されました。
コメント準備中。
【上片桐郵便局】駅から北西へ、徒歩4分。未訪。
2006年1月28日
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