旅客ホームは片面のみ
吉ヶ原までのどかな車窓が続いていましたが、最後の区間になると、鉱山らしい無機質な設備に囲まれた産業鉄道の本領を発揮するかのごとく、グレーの風景が広がり、ほどなく終点の柵原となりました。
旅客ホームは片面のみで、とんがり屋根のかわいい駅舎が待っていました。
このページは、路線廃止前の情報をもとに記載しています。
吉ヶ原までのどかな車窓が続いていましたが、最後の区間になると、鉱山らしい無機質な設備に囲まれた産業鉄道の本領を発揮するかのごとく、グレーの風景が広がり、ほどなく終点の柵原となりました。
旅客ホームは片面のみで、とんがり屋根のかわいい駅舎が待っていました。
同和鉱業の操業所から産出される大量の硫化鉄鉱を運搬するため、構内には側線や設備が設けられていましたが、私が訪問した1991年3月には工場こそ威容を見せていたものの、貨物輸送はすでに全廃されており、短編成のディーゼルカーが“お別れ乗車”組を乗せて行き来しているのみでした。駅周辺も鉱山施設ばかりで、まさしく鉱山鉄道の駅らしい雰囲気を強く醸し出していました。
確認中。
詳細は確認中。