長江を出ると、一畑電車は左(北側)へとルートを大きく変えます。これは、かつてこの地域が干拓地であったことによるものです。このカーブを描いた頂点付近に位置しているのが、朝日ヶ丘駅です。
傾斜地上に片面ホームと待合室を設けている駅です。駅周辺には古くからの集落があったわけではなく、北側の丘陵地に朝日ヶ丘団地が形成されており、ここへの最寄り駅として新しく設置された駅で、建設費は島根県開発公社の負担によっています。
駅舎は全面ガラス張りになっており、開放的で明るい印象があります。差し掛け屋根になっていますが、特に採光や耐久性にメリットがあるとも思えず、ビジュアル面での工夫でしょうか。
駅出口は自動車の通行が出来ない、自転車および歩行者のみの専用路となっています。この道路は坂道になっており、これを登り切ると朝日ケ丘団地に出ます。大きめの住宅が並ぶ中に駅入口の案内板がポツンと立っているのは、いささか場違いな観もありました。なお、古曽志古墳を整備した史跡公園もあり、考古学好きにはたまらないひとときを過ごせるでしょう。
島根県運転免許センターへの最寄り駅で、運転免許試験を受ける人の利用も多いようです。
停車列車 [2010年12月現在]
普通列車のみが停車します。
- 普通 長江 ← 朝日ヶ丘 → 松江イングリッシュガーデン前
駅名の由来
確認中。
歴史
- 【1988年4月1日】 開業。
- 【2006年4月1日】 一畑電気鉄道の持株会社化に伴い、鉄道事業は一畑電車が継承、同社の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。