秋鹿町を出た一畑線の電車は、湖岸に崖が迫る中を分け入るように走り、斜面の途中に設けられた長江駅に到着します。
ゆるやかな傾斜地上にあり日当たりがよいせいか、駅の周囲は薮が覆っています。このため国道からすぐ近いところにあるにもかかわらず、少し見えにくいところにあります。駅西側に細い道路があり、ここから駅に通じています。
ホーム上には待合室があるのみで、これもまたわかりにくく、隣接する道路からはトイレの影に隠れてしまっています。カーブを描いたホーム上からの宍道湖の眺めはよく、特に西側に目を向けると秋鹿町の集落が望め、場合によっては黄色い一畑電車が交換しているさまが見えるかもしれません。ホームから宍道湖を見える駅には伊野灘や秋鹿町などもありますが、私はここ長江駅からの眺望がいちばん好きです。
国道側からはわかりませんが、駅の北側にはそこそこの民家があり、個人商店も見られます。
停車列車 [2010年12月現在]
普通列車のみが停車します。
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1928年4月5日】 一畑電気鉄道によって小境灘(現、一畑口)-北松江(現、松江しんじ湖温泉)間が開通し、「長江」駅として開業。
- 【1980年10月15日】 無人化[1]。
- 【2006年4月1日】 一畑電気鉄道の持株会社化に伴い、鉄道事業は一畑電車が継承、同社の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。
- 『JR・私鉄全線各駅停車7 北陸・山陰820駅』小学館、1993年、196ページ。