伊野灘

片面ホームと小さな待合室から成る無人駅です。一畑口以東では、片面ホームのみの駅ではいずれもホームが宍道湖に背を向けるようになります。

線路の背後には田畑が広がっており、いっぽう正面は国道の向こうが宍道湖となっています。ホームのある位置が周囲に比べてやや高いところにあるため、駅からの眺望はよく、天候や時間帯によっては、宍道湖に映える日差しが美しくなるでしょう。

駅の周辺には農家がそこそこありますが、駅直近の住宅は打ち捨てられており廃屋になっているものと思われ、またほかの民家も使われているかどうか定かでないものが目立ち、非常に寂しい雰囲気が漂っています。国道からは、駅西側にある線路のガードをくぐり、坂道を登ることなります。