布崎駅のホームは大きくカーブを描いており、北側に布崎変電所と木材製材工場、南側に民家が建ち、そこに挟まれた狭小な敷地に何とか設けられているという感じです。ホーム上の待合室は、一畑電車各無人駅によくあるタイプのものですが、ホームから駅の外に出るには必ず待合室の中を通らないといけない構造になっています。
駅に隣接している布崎変電所は、昭和初期に建てられた2階建てRC構造の建造物で、もともとは左右対称のインターナショナルスタイルによるすっきりした建築でした。戦後に右側の部分が増築されて様式美がいささか損なわれたものの、当時としては非常に大きな窓を使っており、見るべきところの多いものです。
駅周辺は民家が密集した集落になっています。この布崎から先は、しだいに宍道湖に近づいていきます。
停車列車 [2010年12月現在]
急行列車が停車します。
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1915年2月4日】 一畑軽便鉄道によって雲州平田-一畑(現在は廃止)間が開通し、「布崎」駅として開業。
- 【1983年1月17日】 無人化[1]。
- 【2006年4月1日】 一畑電気鉄道の持株会社化に伴い、鉄道事業は一畑電車が継承、同社の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 隣接する布崎変電所は、国の登録有形文化財(文化審議会答申:2010年12月10日)。
- 『JR・私鉄全線各駅停車7 北陸・山陰820駅』小学館、1993年、195ページ。