千葉ニュータウン中央を出ると、北総線の両脇には木々が目立つようになりますが、しばらくすると両側にロードサイド型の店舗や飲食店が目立つようになり、ほどなく印西牧の原駅に到着します。
例によって、ホームが堀割の中に設けられ、駅舎はホームの上につくられています。長らく島式ホーム2面のうち外側線のみが使われていましたが、いつしか内側線も含めた2面4線となりました。この時期は確認中ですが、成田高速鉄道線工事着工以前に2面4線化されていたと思われます。また、この駅での折り返し列車も多数設定されています。
コンコースに上ると、半円筒状のアーチ屋根が目に入ります。左右対称の空間の中央部を盛り上げる形として1990年代にしばしば見受けられた造形ですが、開放的な反面、その下にあるホームの圧迫感を考えるとアンバランスな観は否めません。
駅正面を出ると、これまた例によって南北自由通路があり、これは屋根に覆われています。
駅前にはいくつかの商業施設が立地しているほか、ロードサイド型の商業施設も見られますが、自動車による利用のほうが多いようで、列車の利用にどこまで結びついているかは疑問です。西白井、白井および千葉ニュータウン中央の各駅と比較して、駅周辺の開発がまだ進んでいないという印象を受けます。それでも、駅北東側の滝野地区、南西側の原地区には住宅団地が造成されていますが、駅との距離がややあるため、これも自家用車の利用が一般的なのではと思われます。
印西牧の原駅の南東側には車両基地があり、北総線の列車が多く停まっています。
停車列車 [2010年10月現在]
アクセス特急は停車しません。
- 特急・急行・普通 千葉ニュータウン中央 ← 印西牧の原 → 印旛日本医大
乗り場
南側から順に、1番線、2番線…となります。
- 1-2.北総線上り 新鎌ヶ谷、京成高砂方面
- 3-4.北総線下り 印旛日本医大方面
駅名の由来
確認中。
歴史
- 【1995年4月1日】 北総開発鉄道北総・公団線の千葉ニュータウン中央-印西牧の原間が開通、新たな暫定終着駅として開業。
- 【2000年7月22日】 印西牧の原-印旛日本医大間が開通、中間駅となります。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 第2回「関東の駅百選」(運輸省関東運輸局)選定駅。