佐那具

さなぐ
Sanagu

　木造平屋の横長駅舎が健在の駅です。

　相対式ホーム2面2線から成り、駅本屋は加茂方面行きホームに接しています。亀山方面行きホームとの間は跨線橋で結ばれています。

　佐那具の集落は、駅南側を流れる柘植側の対岸にありますが、駅周辺にも小集落が形成されています。駅前には駐車場が整備されており、パークアンドライドを意識しているものと思われます。

駅名の由来

　佐那具とは何とも意味ありげな地名ですが、百済の佐奈宣氏の一族が渡来し、この地に定着したという説があります。

歴史

　関西鉄道が柘植－上野（現、伊賀上野）を開通させた際に設置された駅です。

周辺の見どころ

　特になし。