大糸線を南北に分けるジャンクション

南小谷

みなみおたり Minamiotari
南小谷駅
▲南小谷駅駅舎《2010年12月31日撮影》禁無断転載

 

南小谷駅跨線橋より構内を望む
【写真1】南小谷駅跨線橋より構内を望む。《2008年10月5日撮影》禁無断転載

松本から延々と北上を続けてきた大糸線は、ここ南小谷を境に南側が電化区間(JR東日本)、北側が非電化区間(JR西日本)となります。営業上でも運転系統上でも境界駅となっていますが、駅はJR東日本が管理しています。なお、南小谷以南のJR東日本区間を「大糸南線」、南小谷以北のJR西日本区間を「大糸北線」と呼ぶことがあります。

特急「あずさ」が毎日1往復発着しています(下りは千葉発、上りは新宿着)。

 

南小谷駅ホーム
【写真2】南小谷駅ホーム。左に見えるのは、JR西日本のキハ52(2010年3月に全車引退)。《2008年10月5日撮影》禁無断転載

駅は谷がやや開けたところに位置していますが、狭いスペースをやり繰りしているような印象を受けます。

駅本屋側に単式ホーム1面1線と、さらに島式ホーム1面2線があり、両ホームの間は跨線橋で連絡しています。特急発着時には駅本屋前のホームが使われ、島式ホームはそれ以外の場合とJR西日本の気動車が使われています。現在は、臨時便を含めて南小谷の南側と北側を直通する列車は一本もなく、全便がここで折り返します。

 

かつての駅ファサード
【写真3】かつての駅ファサード。《1995年3月15日撮影》禁無断転載

駅舎は小ぶりな鉄筋平屋建てのものです。かつては切妻を前面に出したおとなしいデザインでしたが、その後玄関部分が増築され、山小屋の腰の部分になまこ壁をあてるという、不思議なデザインのファサードが出現しました。「みどりの窓口」があり自動券売機が設置されているほか、駅舎内をさらに区切った待合室が用意されています。

小谷村の玄関駅にして、栂池高原など同村所在のスキー場へのアクセス拠点となっています。鉄道を利用するスキーヤーは減少したとはいえ、雪質のよさもあって冬季はかなりの混雑となります。駅前には土産物屋や飲食店が立地しているほか、姫川に沿った国道伝いに商店が多く並んでいます。

停車列車 [2011年1月現在]

全列車が停車します。快速列車の停車は標準パターンで、臨時列車の便などによって大きく異なります。なお、JR西日本区間(南小谷以北)は全便各駅停車のため、記載は省略しました。

  • 特急・快速 白馬南小谷
  • 普通 千国南小谷

乗り場

西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線、3番線となります。ここでは、JR西日本もあわせて記します。

  • 1.大糸線上り 信濃大町、松本方面
  • 2.大糸線上り 信濃大町、松本方面/大糸線下り 糸魚川方面
  • 3.大糸線上り 信濃大町、松本方面/大糸線下り 糸魚川方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1933年11月29日
開業。

周辺の見どころ

確認中。

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