なんとも不思議な無人駅仕様の和風駅舎

延徳
えんとく
Entoku

延徳駅

 島式ホーム1面2線から成る地平駅で、ホーム南西側にある駅舎との間は構内踏切で連絡しています。駅舎、ホームとも新しく改築ないし改装されたものですが、出札窓口などは設けられておらず、北須坂などとは異なり当初から無人駅の駅舎として設計されています。2階建てになっているものの、これには正面右手にある階段から出入りするようで、なんとも妙な構造になっています。

延徳駅ホーム

延徳駅ホーム。《2007年8月25日撮影》

 無人駅とはいえ、駅前には立派なロータリーが整備されているほか自転車駐輪場があり、私が下車したときには列車から降りた高校生が三々五々散っていくため、なかなかの賑わいになっていました。もっとも駅前にはこれといった商店街などが形成されているわけではなく、駅の周囲に小規模な集落が複数あるというのが実態でしょう。

 

駅名の由来

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歴史

 河東鉄道が須坂から信州中野まで路線を延長した際に設置された駅です。1994年10月15日のダイヤ改正に合わせて、交換可能となり駅舎が新築されています。

周辺の見どころ

中山晋平記念館【未訪】

 駅から南東へ、徒歩15分。数多くの童謡などをつくった作曲家、中山晋平の遺品などを公開。12-3月月休、300円。

【URL】http://www.city.nakano.nagano.jp/shinpei/

2007年10月3日
2008年1月3日、加筆修正

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