国道151号線沿いに、民家が数戸集まっている脇に設けられた小駅です。国道からは舗装の荒れた路地を通り、倉庫などが並ぶ脇に位置しています。簡素な待合スペースがあるのみで、駅舎などはありません。
傾斜地にあるため、ホームそのものが勾配中にあるほか、豊橋方は切り通しになっています。ホーム中ほどには、両方向が下を向いた勾配標がたっており、この駅がサミットに位置していることを示しています。
柿平と同様に乗降客数は非常に少なく、普通列車の中には通過する便もあります。
駅の周辺には水田や畑があり、農家がぽつぽつありますが、集落と呼べるかどうかは微妙な規模です。
特急列車は停車しません。また、一部の普通列車も通過します。
水が湧出する地点があることを示したものと思われます。
三信鉄道開通後に設けられた駅です。
駅から西へ、徒歩10分。道路に面した森の中にある小さな神社です。境内にある大きいケヤキは「竜ヶ池」と呼ばれる緑色に濁った池に面しており、モリアオガエルの産卵場所になっているといいます。三河川合から池場まで歩くような酔狂な方は、ここで休憩を取るとよいでしょう(脚力にもよりますが、歩くと2時間半は優にかかります)。
2009年9月20日
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